「ベルサイユのばら」50周年で展覧会、初公開の原画や“オスカルの部屋”が登場

「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー」メインビジュアル (c)池田理代子プロダクション

池田理代子「ベルサイユのばら」の50周年を記念した展覧会が、9月17日から11月20日まで東京・六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューで開催される。

1972年4月から1973年12月にかけて週刊マーガレット(集英社)で連載された「ベルサイユのばら」。展覧会ではマリー・アントワネットとオスカルに焦点を当て、2人の物語が原画とともに紹介される。原画は初公開のものも登場し、執筆当時の池田の思いや言葉を交えながら展示。宝塚歌劇のコーナーでは劇中の“オスカルの部屋”が再現され、舞台衣裳や小道具も飾られる。さらにTVアニメや懐かしのグッズ、現在の展開など、さまざまな切り口で「ベルサイユのばら」に迫っていく。

展示会の開催にあたり、池田からはコメントが到着。「50年とは遥か昔のことのようではありますが、『ベルサイユのばら』という作品が親から子へ、そして孫へと読み継がれているという、連載中にはとても想像できなかった夢のような幸福を与えられ、作者としてはすべてに感謝したい気持ちです」と感謝を伝えた。

池田理代子コメント

50年とは遥か昔のことのようではありますが、「ベルサイユのばら」という作品が親から子へ、そして孫へと読み継がれているという、連載中にはとても想像できなかった夢のような幸福を与えられ、作者としてはすべてに感謝したい気持ちです。
出版社は勿論のこと、宝塚歌劇団、アニメーション会社等々、事あるごとに盛り上げて頂きました。
そして今、このようなコロナ禍にあって、関係者の皆様には50周年展を開催し、祝って下さることに心より御礼申し上げます。
一人でも多くのファンの方に楽しんで頂けることを願いつつ。

「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー」

会期:2022年9月17日(土)~11月20日(日)
会場:東京都 東京シティビュー