映画「鋼の錬金術師」本郷奏多に納税額聞かれた山田涼介「やめなさいよ（笑）」
映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」公開記念舞台挨拶
荒川弘原作による実写映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」の公開記念舞台挨拶が、本日5月21日に東京・丸の内ピカデリーにて開催された。
5月20日から全国上映されている「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」は、「鋼の錬金術師」連載20周年の新プロジェクトとして発表された実写映画2部作「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー／最後の錬成」の前編。イベントには山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、舘ひろし、蓮佛美沙子、本郷奏多、渡邊圭祐、曽利文彦監督が登壇し、イベントの様子は全国130カ所の映画館でライブビューイングされた。
登壇者らが一言ずつ挨拶を終えたのちにイベントはスタート。すでに映画を見たファンから称賛の声が上がっていることを聞いた山田は「原作へのリスペクトを忘れないことをモットーに撮影に挑ませていただいたので、すごくありがたいお言葉です」と感謝を述べ、実はまだ後編「最後の錬成」を見ていないことを明かす。本田とディーンも同じく見ていないと頷き、ファンからの後編に対する期待の声に対して一心同体であることを話した。撮影中のハプニングや裏話を聞かれると、山田は渡邊のほうを向き「なべちゃん（渡邊）が現場でBTSの曲を踊っていたんですけど、めちゃくちゃ下手だったんですよ」と暴露。「踊れるようになりました」と自信満々に回答する渡邊に対して会場からは拍手が湧き起こり踊りを披露する流れになるも、渡邊は「仕事なくなる可能性が（笑）」と受け答え難を逃れた。蓮佛は山田からオススメのスチーマーを聞かれたことを挙げ、「これ以上きれいになってどうすんだろうなと思いました」と山田の美意識の高さに言及した。
登壇者によるリレー形式の質問コーナーでは、ディーンが現場で本格的にボクシングの動作をしていたことが明らかに。蓮佛は「撮影の合間にボクシングするというよりも、ボクシングのついでに撮影していくぐらいな、ものすごい熱量を感じました」と話し、ディーンに対して「その姿勢は今回の撮影特有の姿なのか、普段から意識的に行っているのか知りたい」と質問する。ディーンは「芝居では汗や脂を霧吹きなどで作り出すことがあると思うんですけど、白熱するバトルシーンなどでは汗を自家発電しようとしていました。汗だけは本物です」と回答した。続いてディーンが本郷へ質問。現場でスマホをいじっていることが多かったが具体的に何をしているのかと問われた本郷は「現場のはじっこで来るべきときを待ちつつ、為替相場とかをチェックしています」と明かし、「めっちゃがんばってもギャラって変わんないじゃないですか」と思い切った発言で会場の笑いを誘った。
そんな本郷は「復讐者スカー」を見て山田に聞きたいことがあるようで、「年収いくらぐらいなの？」「納税額だけでも」と質問。山田は素早く「やめなさいよ」「計算したらわかっちゃうでしょ」とツッコみを返す。追い打ちをかけるように本郷が好きな女性の仕草を質問すると、山田は「復讐者スカー」にまったく関係がないと笑いながらも「恥ずかしがらずに大きく口をあけて笑う人が好きですね。心の底から笑っているように見える人はキュンとします」と語り、本郷と観客の期待に応えた。そして山田からは舘に対しても質問が。長く俳優をしている中でモチベーションを保つ秘訣を聞かれた舘は、「知らないうちにこんなに長くなっちゃった」と率直に答え、「割と好きな仕事ということもあり、この仕事をすると決めたら100%一生懸命やるというふうにしています」と話す。投げ出したいときもあるのでは？と聞かれると「若いときは途中で帰りました。すごくわがままで、8時からデートがあるから6時に帰るとか。今はちゃんと真面目にやります（笑）」と当時を振り返った。
後編「最後の練成」が上映開始される6月24日までの間、観客にどのようなことを期待してほしいかと問われた曽利監督は「本当に最後の佳境に入っています。この素晴らしいキャストとともに『ハガレン』らしい大団円を迎えるので、ぜひご期待ください」と呼びかける。最後に山田が「『最後の練成』まで1カ月あるということで、この『鋼の錬金術師』を見た熱を覚ますことなく過ごしていただけたらと思います。自分で言うのもなんですが、さらに皆さんを楽しませる自信がある作品になっていますので、皆様に見ていただけることを願っております。本日は朝早くから本当にありがとうございました」と語りかけイベントは閉幕した。「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」は6月24日に公開される。
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー／最後の錬成」
「復讐者スカー」
2022年5月20日（金）公開
「最後の錬成」
2022年6月24日（金）公開
スタッフ
原作：「鋼の錬金術師」荒川弘（「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊）
監督：曽利文彦
脚本：曽利文彦、宮本武史
製作：映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
企画・制作プロダクション：OXYBOT
配給：ワーナー・ブラザース映画
キャスト
山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、黒島結菜、渡邊圭祐、寺田心、内山信二、大貫勇輔、ロン・モンロウ、水石亜飛夢、奥貫薫、高橋努、堀内敬子、丸山智己、遼河はるひ、平岡祐太、山田裕貴、麿赤兒、大和田伸也、舘ひろし（特別出演）、藤木直人、山本耕史、筧利夫、杉本哲太、栗山千明、風吹ジュン、佐藤隆太、仲間由紀恵、新田真剣佑、内野聖陽
(c)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
