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人ならぬ者たちの自由と孤独と愛描く空木帆子の読み切り集、田村由美も推薦

空木帆子の単行本「異類の友 空木帆子よみきり集」が、本日5月10日に発売された。

作者にとって初の単行本となる同書。いつもテラスの窓側の席に座り、母はバンパイアだと言う茉貴と、彼女と交流を持った少女・アザミによる「アザミと芙貴の指定席」のほか、人ならぬ者たちの自由と孤独と愛を描く、計6作品の読み切りが収録された。単行本の帯には「ミステリと言う勿れ」の田村由美からの推薦コメントが寄せられている。

田村由美コメント

セリフがいい! “その人”ならではの言葉がいい。
キャラたちの個性が際立つ。

隅々まで美しく伸びやかな描線には硬質な煌めきがあって、爽やかな色気を振りまいている。カラフルなオパールの原石みたい。明るさもいい。音楽が流れてるような感じもする。独特で奥深い世界を描こうと挑戦し続けてますね。

頑張れ! 楽しみです。