編集者さん、オススメの手土産教えてください第3回フレックスコミックス株式会社コミック編集部・小栗悠太さんのオススメ：吉田パン

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3年 ago

マンガ好きなら「編集者は担当作家によく差し入れをしている」という印象を持っているのではないだろうか。実際に「担当編集者さんからこんな差し入れをもらった」と描かれているマンガのおまけページやSNSへの投稿を目にした人も多いだろう。

コミックナタリーでは、日常的に差し入れや手土産の情報を集めているであろうマンガ編集者という職種の人たちに、「作家に渡す手土産」を教えてもらうコラムを展開する。第3回に登場してもらったのは、WebマンガサイトのCOMICメテオ・COMICポラリス・COMICアークで編集を務めるフレックスコミックス株式会社コミック編集部の小栗悠太さん。紹介してもらったのは、葛飾区亀有に本店を構える吉田パンのコッペパンだ。

構成 / 宮津友徳　撮影 / ヨシダヤスシ

あなたのオススメの手土産を教えてください。

行列ができるコッペパンの専門店「吉田パン」さんです。

価格

1個税込220円～

この手土産のオススメポイントはどんなところですか？

気軽に食べられて、美味しいものを希望する作家さんには、こだわりがいっぱい詰まった、吉田パンさんのコッペパンを買っていくことが多いです。専門店ならではのふわふわで美味しいコッペパン。そして豊富なメニューは、甘いものから、ガッツリおかず系まで網羅されています。具材の組み合わせもカスタマイズできるので、作家さんに食べたいものを聞いてから注文することもあります。
具材がしっかりと塗られていて、トッピングやメニューの数も多いので飽きることがなく、組み合わせを考えているだけで、テンションも上がりますよ。「あんマーガリン」が人気商品です。個人的には「ジャムマーガリン」と「カレー」も至高です。
行列ができるお店なので、時には買えないことや、ご時世的に買いに行けないときもありましたが、ネットでの注文もできるようなったので、この記事を読んだ皆様もよかったら食べてみてください。

手土産にまつわる担当作家さんとのエピソードを教えてください。

コッペパンの手土産を持っていくと、給食の話をよくします。学校ではこんなメニューが出ましたとか、あのメニューが好きでしたなど、たわいのない会話から作家さんの意外な子供の頃のエピソードが聞けたりもします。そして、そのようなエピソードがマンガのネタにつながることもあるので、手土産はほんと侮れません。

オススメの手土産にかかわらず、手土産を選ぶ際にはどんなところを重要視しますか？

手土産を持っていく相手、場所、人数。あらゆることを考慮します。まずは渡す相手に喜んでもらえるどうかを考え、アレルギーなどがないか、すぐに食べられるようなものがいいのか、日持ちする食べものがいいのか、声のお仕事をしているような方には喉のことも気にかけ、ある程度リサーチしてからお店を選ぶようにしています。自分も食べたいものを選んでいるので、渡した相手から「美味しいです！」や「一緒に食べましょうよ！」と言われるとニッコリです。

新しい手土産を開拓する際の探し方を教えてください。

周りの方から教えていただいたり、情報媒体で紹介されている手土産を選ぶことが多いです。リモートワークが多くなる前は、打ち合わせ先で気になったお店や、住んでいる地域で美味しかったお店をメモするようにしてました。

小栗悠太（オグリユウタ）

フレックスコミックス株式会社コミック編集部でCOMICメテオ、COMICポラリス、COMICアークの作品を担当。

担当作や所属編集部についてのメッセージ

「ブレイクブレイド」「理系が恋に落ちたので証明してみた。」「手玉に取りたい黒木屋さん」、「魔剣使いの元少年兵は、元敵幹部のお姉さんと一緒に生きたい」コミカライズ担当中。2022年4月からTVアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」の第2期が放送されています！
COMICメテオ、COMICポラリス、COMICアークではマンガ家を目指している方や、プロの方でも経験問わず作品募集中です。DMもちこみ、プロのための即戦力オーディションの応募や、持ち込みをお待ちしています。「漫画の感動」がいっぱい詰まった作品を多数連載中なので、ぜひぜひ読んでみてくださいね。