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甲斐谷忍と夏原武のタッグで描く、弱者を救う天才経済学者の物語1巻

「正直不動産」「クロサギ」の夏原武が原案を手がける甲斐谷忍の新作「カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義」1巻が、本日4月19日に発売された。

グランドジャンプ(集英社)で連載中の「カモのネギには毒がある」は、“カモリズム経済理論”が世界的に評価され、大学の特任教授を務めている天才経済学者・加茂洋平を描く“経済エンターテインメント”。フィールドワークと称してさまざまな姿に成りすまし、ときには2カ月にもおよぶホームレス生活を送ることもある加茂は、彼を知る周囲の人物からは変人とも称されている。そんな加茂が、経済弱者が搾取され騙される社会で、自らの経済理論を実践しペテン強者たちをカモにしていく様子を描く。1巻にはコロナ禍で経営が立ち行かなくなってしまった旅館の娘や、肉体関係を持つことを条件に金を借りるひととき融資に手を出そうとしてしまったシングルマザーのエピソードなどが収められている。なお巻末には夏原による経済に関するレポートも収録された。