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ハルタで新連載4本が一挙開幕、福島聡が描く凸凹小学生コンビの心霊青春ミステリなど

本日3月15日発売のハルタVol.92(KADOKAWA)で、新連載4本がスタートした。

福島聡の新連載「対岸のメル ‐幽冥探偵調査ファイル‐」は、凸凹小学生コンビによる心霊青春ミステリ。お寺が実家のワキヤは、ひょんなことから人ならぬ存在と会話ができる少女・メルと仲良くなった。不合理なことが気になってしまうワキヤは、死者が遺した謎を解く幽霊探偵を始めることになり……。過去に読み切りとして掲載され、連載化に至った同作に注目だ。

岩宗治生による初連載「ウスズミの果て」は、異形の存在が放つ毒の瘴気により、人類の大半が死滅してしまった世界が舞台。その中で土地の復興に努め、生存者を探し続ける孤独な少女が描かれる。二宮香乃の新連載「珍獣のお医者さん」は、希少動物の命を守る獣医たちの物語。犬アレルギーで動物病院をクビになってしまった青年は、犬猫以外の動物、通称・エキゾチックアニマルを専門とした動物病院で働くことになる。

同誌初登場にして初連載の綿野マイコが描く「かわいすぎる人よ!」は、中学生の女の子・メイと、容姿端麗な叔父による同居もの。小さくて眼鏡っ子なメイにとって、叔父さんは誇らしくも羨ましくもあって……。そのほか今号には、空次郎「花が咲いたよ」と、森野鈴鹿「卵の鳥籠」の読み切り2本を掲載。namo「クプルムの花嫁」と鶴淵けんじ「峠鬼」の単行本掛け替えカバーも同梱された。