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殺人犯の息子が出会ったのは戦争用の人造人間、中村朝が“生きる兵器”描くSFクロニクル

「部長が堕ちるマンガ」などで知られる中村朝の単行本「星をつくる兵器と満天の星 ~中村朝 連作集~」が、本日3月14日に発売された。

同作は世界情勢が悪化しいたるところで戦争が起きている世界での、“生きる兵器”たちを描いた近未来SFクロニクル。快楽殺人犯の息子・赤井柊が戦争用人造人間・インクと出会う「アップルピエタ」、非常に長い脛節(あし)を持ち上空で敵の兵器を迎撃する生命兵器の孤独な戦いを描写した「足長ギイの帰還」、生命兵器・テツと盲目の少女・マハがたどる運命を描いた物語「星をつくる兵器と満天の星」の3作品が収められた。単行本にはそのほか5本の描き下ろしエピソードを収録。なお中村の短編集「天帝少年」に描き下ろし短編を追加した新装版も、電子書籍限定で同じく本日発売された。

発売を記念して、単行本購入者には描き下ろしの特典を用意。マッグガーデン特約店、MAG Garden Online Store、その他全国一部書店ではメッセージペーパー、メロンブックスではイラストカードが配布される。

(c)Nakamura Asa/MAG Garden