手塚治虫「奇子」オリジナル版が刊行、単行本未掲載の別エンディングも収録

「奇子 《オリジナル版》」上・下巻の帯あり。 (c)2017 手塚プロダクション ※掲載されている画像はレストア前のサンプルで、本商品とは異なる場合がある。

手塚治虫「奇子」オリジナル版の上下巻が、12月に発売。復刊ドットコムとTSUTAYAのコラボ企画により刊行される。

「奇子」はビッグコミック(小学館)にて1972年から1973年にかけて連載された作品。地下室に幽閉され育てられた不遇の少女・奇子を中心に描かれる物語だ。このたび発行されるオリジナル版は、連載時と同サイズのB5判にて造本。全話の扉絵が初めて収録されるほか、エピソードの流れやページ割りなども、雑誌初出時を極めて忠実に再現されている。またこれまで単行本には収められなかった、7ページにわたる雑誌掲載時のエンディングも初収録される。

なお復刊ドットコム、またはTSUTAYAにて上下巻を一括購入すると、2冊が収納できるオリジナルデザインの収納BOXをプレゼント。また非売品の「奇子」複製原画もあわせて進呈される。特典は数に限りがあるため、欲しい人は早めの予約をお忘れなく。

(c)2017 手塚プロダクション ※掲載されている画像はレストア前のサンプルで、本商品とは異なる場合がある。