手塚治虫「奇子」オリジナル版が刊行、単行本未掲載の別エンディングも収録
手塚治虫「奇子」オリジナル版の上下巻が、12月に発売。復刊ドットコムとTSUTAYAのコラボ企画により刊行される。
「奇子」はビッグコミック(小学館)にて1972年から1973年にかけて連載された作品。地下室に幽閉され育てられた不遇の少女・奇子を中心に描かれる物語だ。このたび発行されるオリジナル版は、連載時と同サイズのB5判にて造本。全話の扉絵が初めて収録されるほか、エピソードの流れやページ割りなども、雑誌初出時を極めて忠実に再現されている。またこれまで単行本には収められなかった、7ページにわたる雑誌掲載時のエンディングも初収録される。
なお復刊ドットコム、またはTSUTAYAにて上下巻を一括購入すると、2冊が収納できるオリジナルデザインの収納BOXをプレゼント。また非売品の「奇子」複製原画もあわせて進呈される。特典は数に限りがあるため、欲しい人は早めの予約をお忘れなく。
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