古い洋館で巻き起こる惨劇…森泉岳土が贈る恐怖物語「報いは報い、罰は罰」

「報いは報い、罰は罰」上巻

森泉岳土「報いは報い、罰は罰」上下巻が、本日10月12日に同時発売された。

「報いは報い、罰は罰」は、古めかしい屋敷を舞台に描かれるゴシックホラーロマン。長くアメリカで暮らしていた女性・清水真椿が、妹・真百合の失踪を知り、彼女の嫁ぎ先である小田家を訪れたことから物語が動き出す。そこで巻き起こる、血塗られた惨劇の結末とは。

「水で描き、墨を落とす」「つまようじや割りばしをペン代わりに使う」という独自の技法でマンガを描いている森泉。上巻の帯には作家のいとうせいこうが、「この黒々とした深い闇の世界が、透明な水の上に垂らした最も鮮やかな血で描かれていたとしたら……」とコメントを寄せた。下巻の帯では女優の門脇麦が、「映画のような重厚感。一コマ一コマが美しく、画を眺める為にたびたび手が止まっていました」と賛辞を贈っている。