「ワートリフェス 2022」中村悠一が2ndシーズン第1話のキャスト人数を当てる
葦原大介原作によるTVアニメ「ワールドトリガー」シリーズのイベント「ワールドトリガーフェスティバル 2022」が、去る2月27日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催された。本記事では昼公演の様子をお届けする。
TVアニメ2ndシーズンと3rdシーズンをキャスト陣とともに振り返る「ワールドトリガーフェスティバル 2022」。会場での開催に加えStreaming+にて有料生配信も行われた。イベントには空閑遊真役の村中知、三雲修役の梶裕貴、ヒュース役の島崎信長、迅悠一役の中村悠一、烏丸京介役の福山潤、犬飼澄晴役の田中健大、辻新之助役の内匠靖明が登壇。それぞれが満員の観客を前に大型イベントを初めて実施できることの喜びや、キャスト同士が一堂に会することができた感動を口にしながらイベントが開幕した。
イベント前半は事前に行っていたキャスト陣・制作スタッフ・ファンらのアンケートをもとに進行。2ndシーズンと3rdシーズンを通して一番語りたいシーンについて、内匠は、自身が演じる辻を千佳が撃ち落とした3rdシーズン第14話を挙げ「ワールドトリガー」史上一番残酷なシーンだったと語る。梶が3rdシーズン第8話の屋上で千佳が告白するシーンを挙げると、当日イベントに参加できなかった千佳役の田村奈央も同じシーンを回答していたことが判明。千佳が変わる大事なシーンだったと登壇したキャスト陣全員で振り返った。
また福山は3rdシーズン第14話の修と「勝った」というセリフが重なるシーンを挙げ、アフレコの時間をずらしてまで挑んだと熱弁する。すると畑野森生監督がスタッフ代表として登壇し、「梶さん演じる修の『勝った』を先に録りたく、福山さんのアフレコ時間を変更した」と解説。さらにアフレコ時の福山は梶のセリフを聞くことなく1テイクでOKを出したことを明かした。
アンケートにもとづくトークの合間にはクイズコーナーも設けられ、最も多く正解した人には、遊真や生駒、風間などカレー好きのキャラクターが多いことから全国ご当地カレーの詰め合わせがプレゼントされることが明らかに。キャスト陣はやる気に満ちた様子でクイズに臨んだ。1問目の「2ndシーズン1話のエンドクレジットに登場したキャストの人数は何人か?」といったクイズでは、中村が「45人」と解答しまさかのピッタリ賞を獲得。さらに村中と島崎が選んだ、ガロプラ戦やB級ランク戦で最も印象的だった選手・MIP(Most Impressive Player)を当てるクイズも。島崎は、自分の仕事をやり切っていることから村上鋼と回答したと話すも、村中は自身が誰を選んだか覚えていないというハプニングが発生。おぼろげながらに三浦の名を挙げた村中だったが、スクリーンには柿崎が映し出され、会場の笑いを誘った。
そして田村からも「私はどんなサイドエフェクトが欲しいでしょうか?」というクイズが到着する。村中と梶は、東映アニメーション公式YouTubeチャンネルで配信された「ワールドトリガーチャンネル」で共演していたこともあり、当時の話題を振り返りつつ「動物と喋れるエフェクト」と即答。見事正解を勝ち取るも、最終的には村中が最多正解数を獲得し優勝に輝いた。
続いてスクリーンに映し出されたアニメのシーンとともに、7人のキャストが代わる代わる生アフレコを披露していく。2ndシーズンからは第1話、第2話、第4話、3rdシーズンからは第1話、第2話、第4話、第5話、第10話、第14話が演じられた。その後自身も「ワールドトリガー」のファンであるというロックバンド・神はサイコロを振らないが登壇。2ndシーズンのエンディング主題歌「タイムファクター」と3rdシーズンのオープニング主題歌「未来永劫」を披露し、会場は熱気に包まれた。最後に各キャストがファンに向けて「アニメがこれからも続き4thシーズンへ続くよう応援してほしい」と呼びかけ、村中と梶の「トリガー、オン!」という掛け声とともにイベントは閉幕した。なお「ワールドトリガーフェスティバル 2022」の配信アーカイブは、3月5日20時まで視聴可能となっている。
※島崎信長の崎はたつさきが正式表記。
(c)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション