「鈴木敏夫とジブリ展」東京に凱旋、8800冊の本と油屋をモチーフにした大型空間が登場

「鈴木敏夫とジブリ展」ビジュアル(c)TS(c)Studio Ghibli

鈴木敏夫とジブリ展」がバージョンアップして東京に凱旋。7月1日から9月7日まで東京・寺田倉庫で開催される。

鈴木敏夫とジブリ展」は、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。2019年に東京・神田明神で開催され好評を博し、その後長崎を巡回、4月23日から6月19日までは京都・京都文化博物館で催される。寺田倉庫での凱旋展示では、スタジオジブリでの映画プロデューサーとしての足跡、書をはじめとする多彩な活動などを紹介。展示品も大幅に増量され、新たに鈴木プロデューサーが子供時代から影響を受けた8800冊の本とマンガを飾る巨大な本棚、「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋・油屋をモチーフにした大型空間が登場する。

また展覧会のアンバサダーには、鈴木プロデューサーがファンを公言する滝沢カレンが就任。音声ガイドは鈴木プロデューサーが交流を持ち、講談の上手さを絶賛する神田伯山が務める。滝沢、神田からはコメントが寄せられた。チケットは日時指定で4月に発売予定。通常チケットに加え、特典付きチケットも用意される。

滝沢カレン(アンバサダー)コメント

ジブリさんの世界との出会いは、まだまだ一桁の頃の私でした。
地球じゃないような場所にいる感覚がして、
どこか嬉しい迷いの空間に入れたような。
目に入ったジブリの景色は一瞬で手をグイと引き、
あの右も左も知らない私を夢中にさせました。
草木の緑が大量にフサフサしていて、
風が吹くとこちらまで風が肌にあたるほどの一心同体感。
スクリーンで観ているはずなのに…
そこを颯爽とはみ出し360度がジブリとなった日のことを忘れません。
奇妙なのに美しくて、やめられなくて、不思議になって、
あの世界にいくら入りたかったか。
29歳になった私にも変わらず、人生の楽しみや驚きを与えてくれます。
今、目の前がジブリの世界に変身するのですね。
本当に幸せです。
油屋で働けることになったくらい嬉しいです。
貴重な役割を本当に、本当に、感謝いたします。

六代目 神田伯山(音声ガイド)コメント

ジブリの鈴木さんの背景には、エンターテイメントの大宇宙があります。
愛読されている本も展示されるようで楽しみです。
「また、会えたね!」がコンセプトだそうですが、過去のレギュラー番組で共演していた、
アンバサダーの滝沢カレンさんと私も、この大宇宙で再会できたらおもしろいですね。

「鈴木敏夫とジブリ展」

期間:2022年7月1日(金)~9月7日(水)
会場:東京都 寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
チケット:一般・大学生1800円、 中・高校生1,500円、 小学生1100円
主催:日本テレビ/「鈴木敏夫とジブリ展」製作委員会
特別協力:スタジオジブリ
協賛:寺田倉庫