「映画クレヨンしんちゃん」本ビジュアルと本予告公開、主題歌は緑黄色社会
臼井儀人原作による劇場アニメ「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」の本ビジュアルと本予告が公開された。
アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版30作目となる「もののけニンジャ珍風伝」。本ビジュアルには赤子を抱える2人の母親と子どもたちが大きく描かれ、「明日を、生きて。」というコピーが添えられている。予告映像は野原一家の前に現れた、川栄李奈演じる屁祖隠(へそがくれ)ちよめが、連れてきた子供・珍蔵を「あなた方の本当の子供なのです」と紹介するシーンからスタート。“地球のへそ”を守ってきた忍者一族・屁祖隠一家の跡継ぎとして“忍者の里”に連れて来られ、そこで暮らすしんのすけの様子や、彼の“本当のお父さん”である屁祖隠胡麻衛門(ごまえもん)がゴリラに変身するシーンが映されたほか、ハライチの岩井勇気、澤部佑が演じる本人たちの登場シーンも収められた。
さらに主題歌が緑黄色社会の書き下ろしの新曲「陽はまた昇るから」に決定。緑黄色社会からはコメントが届き、楽曲について「しんちゃんの家族を想う気持ちに寄り添えるような楽曲にしたいと思って書きました。こっそり『クレヨンしんちゃん』にちなんだフレーズも入っていたりするので、探しながら聴いていただきたいです」と明かした。
また緑黄色社会のメンバーは全員が「クレヨンしんちゃん」のファンだという。ボーカルとギターを務める長屋晴子は「『嵐を呼ぶジャングル』のおシリで歩くシーンが凄く印象的で当時真似をしていました! 歩けなかったんですけど(笑)」と幼少期を振り返り、「ユーモアのある性格であったり、色々な表情を見せるしんちゃんに凄く憧れを抱いています」と話す。ベースの穴見真吾は過去の劇場作品について「自分の中に不思議な世界観をインプットしてくれた作品だなと今でも思っています」とコメント。また穴見とギターの小林壱誓の好きなキャラクターはともに“ななこおねいさん”とのことで、「全少年の憧れ。しんちゃんと一緒で、たまにアニメで出てくるななこおねいさんを見る時のご褒美感がたまらないです(笑)」と語った。「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」は4月22日に公開される。
緑黄色社会コメント
主題歌のお話をいただいた時はみんなで手を取り合って喜びました。漫画を読んだり、アニメも何度も観たり、「クレヨンしんちゃん」に育てられてきた私たちが今回、映画の主題歌を手掛けられることは本当に光栄で、とにかく嬉しかったです。
ただ、その分緊張しましたし、責任も感じましたが、自信を持ってこの楽曲を書くことができました。
勇敢さや男の子としてのカッコよさ、そしてユーモアもあって、様々な表情を見せてくれるしんちゃんに凄く憧れを抱いています。ちなみに、劇場版のおシリで歩くシーンが凄く印象的で当時真似していました!歩けなかったんですけど(笑)
でも、しんちゃんにもきっと寂しい時だったり、悲しいことがある。そんな気持ちに寄り添える楽曲にしたいと思って書きました。
こっそり「クレヨンしんちゃん」にちなんだフレーズも入っているので、是非探しながら聴いてみてください。
佐野敬信プロデューサー(テレビ朝日)コメント
よく緑黄色社会さんの音楽は「力強くて透明感がある」と言われます。
それって、パワフルでピュアな野原しんのすけと相性バッチリなのでは?と勝手に思っていたところ、メンバーのみなさまが「クレヨンしんちゃん」をずっと好きで見てくれているとのことで、今回の映画のテーマにバッチリ合った曲を作ってくれました。
そんなご縁のおかげで力強さと透明感がマシマシになった記念すべきシリーズ第30弾です。
ぜひ劇場で作品も主題歌もお楽しみください!
野原しんのすけコメント
どもども~、緑黄色社会のみなさん!
オラの映画の主題歌をうたってくれてありがとござます~♪
映画30作目にピ~ッタリな、明日が待ち遠し~くなるとってもステキな曲だったゾ!
オラ、ピーマンはキライだけど、リョクシャカさんとは良いお付き合いができそうだゾ~♪
みんなにも早くきいてほしいでござるゾ!
リョクシャカ~♪シャカシャカ~
「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」
2022年4月22日(金)全国東宝系公開
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載中
監督:橋本昌和
脚本:うえのきみこ、橋本昌和
製作:シンエイ動画・テレビ朝日・ADKエモーションズ・双葉社
声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみほか
ゲスト声優:川栄李奈、ハライチ
(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK2022