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「メタモルフォーゼの縁側」うららの幼なじみ役・なにわ男子の高橋恭平ら追加キャスト

鶴谷香央理原作による実写映画「メタモルフォーゼの縁側」の追加キャスト、ポスタービジュアル、予告映像が公開された。

6月に公開される「メタモルフォーゼの縁側」は、人付き合いが苦手な17歳の女子高生・佐山うららと、75歳にしてBLを知った老婦人・市野井雪が、BLマンガを通じて交流を深めていく友情譚。うらら役を芦田愛菜、雪役を宮本信子が演じる。追加キャストとして、うららの幼なじみ・河村紡役をなにわ男子の高橋恭平、うららと雪が出会うきっかけとなったBLマンガ家・コメダ優役を古川琴音が演じることが明らかに。併せて2人からのコメントも到着した。

さらに雪の書道教室へ親子で通う印刷所のおじさん・沼田役を光石研、外国で暮らす雪の娘・花江役を生田智子、うららのクラスのマドンナ・橋本英莉役を汐谷友希が演じるほか、コメダ優のアシスタント・ちまき役に菊池和澄、うららの母・佐山美香役にT字路sの伊東妙子、雪の書道教室に通う沼田の孫・まさき役に大岡周太朗がキャスティングされた。

ポスタービジュアルには「女子高生と老婦人。ふたりをつないだのは、ボーイズラブ。」というコピーとともに、うららと雪がはしゃぎながらマンガを広げ、スマートフォンを覗き笑い合う様子を描写。また予告映像では、冴えない17歳の女子高生・うららと、夫に先立たれ一人静かに日々を過ごしていた75歳の雪が、1冊のマンガをきっかけに出会い、まるで同級生のようにBLの魅力を語り合う姿、雪の言葉をきっかけに同人誌の制作に挑戦しコミティアへ出展することになったうららが次第にマンガを描く楽しさに目覚める様子などが切り取られた。さらにうららを近くで見守る幼なじみの紡、BLマンガ家のコメダ優、印刷所の沼田の姿もお目見えした。

高橋恭平(河村紡役)コメント

作品に参加した感想

河村紡を演じさせていただきましたなにわ男子の高橋恭平です!
紡はどこかちょっと抜けていて、だけど憎めない可愛さもあってとにかく優しい子です。
抜けてるところは僕とも似ていて自然に紡を演じることができたのかなと思います!
BLマンガをきっかけにいろんな人がつながっていく心温まる物語で、新しいきゅんきゅんもたくさんある映画だと思います!

芦田愛菜と共演した感想

撮影の合間は芦田さんともお話させていただきました。
些細な会話でも何でもめちゃくちゃ笑ってくれるので凄く楽しかったです!
幼なじみのうららと紡の掛け合いのシーンも是非注目してみていただきたいです!

古川琴音(コメダ優役)コメント

作品に参加した感想

演じるにあたって漫画のキャラクターを描く練習をしたのですが、書けば書くほど上達するものだと知り、コメダ先生もこうやって、絵を描き続けた少女時代があったのだなと微笑ましく思いました。今でこそプロとして当 たり前になってしまったことがあっても、その筆遣いの一つ一つが「好き」という気持ちの結晶で、またその気 持ちがうららや雪さんの「好き」を生み、2人を繋げたと思うと、あらためて、「好き」という気持ちのパワー に気付かされる物語でした。

芦田愛菜、宮本信子と共演した感想

芦田さんとはサインを渡すという一瞬のシーンでしたが、うららの心臓の音が伝わってきそうな佇まいが愛おしかったです。サインの絵を見て「これ書いたんですか?」と驚いてくれたのが嬉しかったですね。宮本さんは、道で出会うシーンが印象的で、コメダ先生の漫画の話をするときの目が少女のようでドキドキしました。宮本さんの周りには温かい空気が流れていて、安心しながらお芝居できました。私は2日間だけの撮影だったので、またどこかでご一緒できたらと思います。

河野英裕プロデューサーコメント

高橋恭平のキャスティング理由

芦田さん演じるうららは停滞している人。
それとは正反対に、うららの幼馴染の紡は、どこか抜けているんじゃないかというくらい、今を肯定的に捉え明るく前向きに生きていける人。だからとても人に優しい。
そんな佇まいを高橋恭平さんなら自然に醸し出してくれると思いました。

古川琴音のキャスティング理由

BL漫画家コメダ優は、うららと雪にとっては推し、神様です。
でも実際には万能の神様ではなく、大変なこともたくさんある中、自分の大事なものを大事にして必死に頑張っている人。
古川琴音さんが、その声、表情、身体を使って演じてくれれば、人間臭い神様が現れると思いました。

「メタモルフォーゼの縁側」

2022年6月全国ロードショー
原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)
脚本:岡田惠和
監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平(なにわ男子)、古川琴音、生田智子、光石研、汐谷友希、伊東妙子、菊池和澄、大岡周太朗
プロデューサー:河野英裕、谷戸豊、大倉寛子
製作幹事:日本テレビ放送網
制作プロダクション:日テレアックスオン
配給:日活