新久千映「ミカコ72歳」1巻が、本日2月19日に発売された。帯には「傘寿まり子」のおざわゆきが推薦文を寄せている。
「ミカコ72歳」は、72歳の女性・ミカコさんが孫の勧めでスマートフォンを購入したことから始まる物語。メッセージアプリが亡き夫のアカウントと繋がったことをきっかけに、ミカコさんはその日あったことなどを夫のアカウントに送る習慣が付く。死んだ相手にメッセージを送り続ける彼女に周囲は奇妙な視線を送るが、ミカコさん本人は「思ったことを言葉にするだけでなんだか心地いいんよ」「話すのなんてそんなもんじゃし」と、既読がつかないひとり言も楽しんでいる様子。そんなミカコさんの日常や、彼女の考え方に触れた人々の気持ちの変化などが描かれる。同作はコアミックスのWebマンガサイト・ゼノン編集部で連載中。