新海誠が原作・監督・脚本を務める劇場アニメ「すずめの戸締まり」が、2022年秋に全国公開されることが明らかになった。
これは本日12月15日、東京・帝国ホテルで行われた同作の製作発表会見で発表されたもの。「すずめの戸締まり」の物語は、九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)が、“扉”を探しているという旅中の青年に出会うところから始まる。彼の後を追う鈴芽は、山中の廃墟で古ぼけた扉を発見。何かに引き寄せられるように、鈴芽はその扉に手を伸ばすが……。日本各地の廃墟を舞台に、災いのもととなる“扉”を閉めていく鈴芽の解放と成長を描くロードムービーだ。
キャラクターデザインは「君の名は。」「天気の子」に引き続き田中将賀、作画監督は土屋堅一、美術監督は丹治匠が担当。制作プロデュースをSTORY inc.、制作をコミックス・ウェーブ・フィルムが務める。なお今作の企画開発は2020年1月から3月、脚本開発は2020年4月から8月、絵コンテ開発は2020年9月から2021年12月にかけて行われた。作画作業は2021年4月から現在も進行している。
また本日この後、コミックナタリーでは製作発表会見のレポートを掲載。製作発表会見には新海監督のほか、「君の名は。」宮水三葉役の上白石萌音、「天気の子」天野陽菜役の森七菜も登壇した。
「すずめの戸締まり」
全国東宝系にて2022年秋公開
スタッフ
原作・脚本・監督:新海誠
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
製作:「すずめの戸締まり」製作委員会
制作プロデュース:STORY inc.
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
(c)2022「すずめの戸締まり」製作委員会