阿路乃もとの単行本「青のフォトグラム」が、本日12月9日に発売された。
写真部の篝（かがり）はある日、演劇部の次期部長と期待される同級生・京哥（きょうか）のインタビューのため、新聞部から撮影を依頼される。京哥は以前篝が撮影した写真を見たことがあり、写真を撮られるなら篝がいいと指名したという。初対面ながら、お互いの芸術への姿勢を認め合い、意気投合する2人。明るく振る舞う京哥だが、何者かから盗撮写真を送りつけられるという嫌がらせに悩まされており、篝は彼のために犯人探しを手伝うことになるが……。なお単行本には、篝と京哥の通う高校を舞台に、衣装製作者になる夢を追う怜羽（ときわ）と、そのモデルを務める美影（みかげ）の不器用な恋を描いた「シュガー・ドールは恋を知らない」も収録されている。
