公開中の短編アニメ映画「サマーゴースト」の姉妹作となる小説「一ノ瀬ユウナが浮いている」が、本日11月26日に発売された。
「サマーゴースト」は、花火をすると姿を現すという都市伝説がささやかれている若い女性の幽霊、通称“サマーゴースト”をめぐる青春群像劇。ネットを通じて知り合った高校生の友也、あおい、涼の3人が、とある目的のためにサマーゴーストを探すことになる。「一ノ瀬ユウナが浮いている」は水難事故で幼なじみの少女・一ノ瀬ユウナを失った少年が、線香花火を灯したときにだけ自分の前にユウナが現れると気づいたことから始まる物語。ユウナに会うために何度も線香花火に火をつけていく少年だったが、彼女を呼び出すことができる花火は日に日に減っていってしまい……。「サマーゴースト」でも描かれた、花火と幽霊をモチーフにした恋愛ストーリーだ。小説は映画「サマーゴースト」の脚本も手がけた安達寛高が、乙一の名義で執筆している。