「トモダチゲーム」“顔舐め”に怖気づく吉沢亮、上野優華の度胸に「負けた!」

映画「トモダチゲーム 劇場版FINAL」舞台挨拶の様子。 (c)山口ミコト・佐藤友生/講談社 (c)2017「トモダチゲーム」製作委員会

山口ミコト、佐藤友生原作による実写映画第2弾「トモダチゲーム 劇場版FINAL」の初日舞台挨拶が、去る9月2日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて開催。片切友一役の吉沢亮、沢良宜志法役の内田理央、美笠天智役の山田裕貴、四部誠役の大倉士門、心木ゆとり役の根本凪、水瀬マリア役の上野優華、紫宮京役の浦上晟周、東條レン役の久保田悠来、監督の永江二朗が登壇した。

ドラマと映画2本の計3作にて展開された「トモダチゲーム」の実写シリーズ。吉沢は「早く観てもらいたいっていう気持ちが強かったので、ついにこの日が来たかという感じです」と、公開初日を迎えた心境を口にする。また友一がある人物を殴るシーンについて、「ボッコボコにするシーンはお気に入りですね。あそこでは、友一の中のゲスい部分がマックスなのかなって。『FINAL』では基本的にゲスいんですけど」と笑った。

さらに友一が上野演じるマリアの顔を舐める場面を挙げ、「ビビって、監督に『本当に舐めます?』って聞いたんですよ。監督も『じゃあやめとくか』っておっしゃったのでなしになったんですけど、そしたら彼女に『そうなんですか、わかりました』ってあっさり言われて。負けた!と思ったので、『監督、これはやりましょう!』って言いました」とエピソードを明かす。永江監督からも「上野さんが寂しそうな顔をしていたので」と言われた上野は、「違う違う!(笑)」と慌てて否定するが、吉沢に「度胸の座り方が半端なくて、男のくせにビビんなっていう目をしてた」と証言された。

最後の挨拶で、吉沢は「この作品はタイトル通りゲーム性はありますが、『友達とはなんだろう』ということを教えてくれます。仲のいい友達と観ていただきたいです」と、内田は「こうやって3部作の最後の舞台挨拶となってしまって寂しいですが、皆さんトモダチゲームから招待状が来ても行かないように!」とそれぞれ観客へメッセージを贈る。

また山田は「この作品に関わって僕が一番熱く燃えたのは、企画段階のとき、吉沢亮くんに『美笠天智役は山田裕貴くんにお願いしたい』と提案していただけたということ。同じ俳優にやってほしいと言ってもらえることはうれしいですし、お芝居を超えたところで友達として仲良くなれた。亮を支えられてよかったなと思ってます」と作品と吉沢への思いを明かした。

「トモダチゲーム」は別冊少年マガジン(講談社)で連載中のサスペンス。「金より友達が大事」と教わってきた主人公の片切が、友達の借金を返済するために大金のかかった“トモダチゲーム”に巻き込まれる。実写映画「トモダチゲーム 劇場版FINAL」は全国にて公開中。

(c)山口ミコト・佐藤友生/講談社 (c)2017「トモダチゲーム」製作委員会