楽園第35号に速水螺旋人や宇仁田ゆみらの新作読み切り、書店フェアも開催中

速水螺旋人「外套」カット

楽園 Le Paradis [ル パラディ]第35号(白泉社)が本日2月27日に発売。連載作品に加え新作の読み切りが多数ラインナップされている。

速水螺旋人は、ニコライ・ゴーゴリ原作による「外套」を大胆にアレンジした新作を披露。とある下っ端役人A・Aが外套をダメにしてしまい、仕立て屋に持ち込んだことから始まる物語になっている。また宇仁田ゆみ「道草っぷり2021」はコロナ禍で離れて暮らす夫婦の日常譚、ハルミチヒロ「埋み火」は故郷に帰ってきたかつての恋人と再会する男の気まずさを描いた恋愛ヒューマンドラマ、panpanya「登校の達人」は間違っていつもよりも早く家を出てしまった主人公が普段と違う道を歩いて学校へ向かう登校ストーリーになっている。3月下旬にスタートする「楽園」春のweb増刊では「『楽園』春のpanpanyaまつり」を展開予定だ。

また楽園第35号と一部の楽園コミックスを購入対象商品とした、限定特典付きフェアがとらのあなとメロンブックスで開催中。とらのあなではクリアファイル3種、メロンブックスでは楽園作家13人のイラストを使用したスクールカレンダーがプレゼントされる。詳細は各書店の告知ページで確認を。