あさひなぐ、西野七瀬の決意のシーンに白石麻衣「めちゃくちゃカッコよかった」

映画「あさひなぐ」の完成披露上映会の様子。鏡割りを行い、樽の中に入っていたスポーツドリンクで乾杯をする面々。 (c)2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 (c)2011 こざき亜衣/小学館

こざき亜衣原作による実写映画「あさひなぐ」の完成披露上映会が、本日8月28日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催。主人公・東島旭を演じる乃木坂46の西野七瀬、八十村将子役の桜井玲香、紺野さくら役の松村沙友理、宮路真春役の白石麻衣、野上えり役の伊藤万理華、一堂寧々役の生田絵梨花、女優であり大倉文乃役の富田望生、監督を務める英勉が登壇した。

上映を控えた心境を問われ、西野は「ここにいる皆さんが、観終わったあとにどんな感想が浮かぶのかな……。楽しみな気持ちがいっぱいです。みんながんばったのでカッコいいって思ってもらえると思う」と笑みを浮かべる。年明けから稽古を始めたという薙刀の稽古については、「薙刀は重くて扱うのが大変だったし、足の裏の皮がめくれそうになったり、腕が筋肉痛になったりいろいろ苦労したけど、いい経験になりました」と感想を述べた。

勝気な性格の八十村将子役を演じた桜井は「役をもらったときはみんなに『(普段の桜井と)キャラが違う』って言われたんですけど、自分ではそんなに違和感を感じていなくて。人生で初めて金髪にしたり、髪の毛を切ったりと形から入って、作り込んでいきました」と述懐。旭の先輩であり、薙刀部のエース・宮路真春役を務めた白石は「真春はとにかく薙刀が強くなきゃいけないので、『特別厳しく指導する』と言われて初日から心が折れそうになったんですけど」と当時を振り返りながらも、「でも実際に薙刀を始めてみると楽しいし、できてくるとうれしくて全然苦ではなかったです」と笑顔を見せる。

ライバル校のエース・一堂寧々を演じるのは生田絵梨花。自身の役どころについて「なぜ寧々ちゃんが気の強い性格なのかという背景が、映画ではあまり描かれていないので、監督さんと『怖いとか強いとかそういうイメージだけがつくともったいないよね』って話をして。寧々ちゃんのかわいらしさを表現できたかな」と思いを語る。また西野は「旭が憧れの先輩である真春を呼び出して、食ってかかるシーンがお気に入り。決意を込めた表情に注目してほしい」と見どころを紹介。その撮影をモニターで観ていたという白石も「めちゃくちゃカッコよかったです! キマってた」と太鼓判を押した。

イベントでは映画のヒットを祈願し、鏡割りにも挑戦。最後に西野は「いろんな人の力をあわせて作った素敵な作品です。皆さんも『あさひなぐ』を応援していただけるとうれしいです」とファンへメッセージを送り、舞台挨拶は幕を閉じた。

週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載中の「あさひなぐ」は、高校の薙刀部を舞台とした青春ストーリー。映画は9月22日に公開される。

(c)2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 (c)2011 こざき亜衣/小学館