「ストラヴァガンツァ」の冨明仁、新連載は未知なる海の世界で暮らす人魚の物語

冨明仁「アビスアジュールの罪人」より。

「ストラヴァガンツァ -異彩の姫-」の冨明仁による新連載「アビスアジュールの罪人」が、本日10月15日発売のハルタVol.78(KADOKAWA)でスタートした。

「アビスアジュールの罪人」は美しき人魚・ジョーを主人公に描かれる“陸と海の境界の物語”。第1話ではジョーが、クジラの親子と戯れたり、美味しい食べ物に舌鼓を打ったり、海の中の世界でゆったり暮らす様子が綴られた。

そのほか今号では、福田星良の新連載「ホテル・メッツァペウラへようこそ」も始動。24時間太陽が昇らない冬のフィンランド・ラップランド地方の、とあるホテルに珍客が訪れたことから物語は動き出す。新体操に魅せられた男子を描く、黒川裕美「夕凪に舞え、僕のリボン」は今号で完結。単行本は上下巻で、11月13日に発売予定だ。

なお一部書店では本誌購入者に特典を用意。丸山薫の描き下ろしイラストをあしらった、「特製マスクケース」となっている。

ハルタVol.78 掲載作品

冨明仁「アビスアジュールの罪人」
三星たま「夜の名前を呼んで」
樫木祐人「ハクメイとミコチ」
福田星良「ホテル・メッツァペウラへようこそ」
浜田咲良「金曜日はアトリエで」
高江洲弥「先生、今月どうですか」
入江亜季「北北西に曇と往け」
杠サキ「後ろのギャルにナプキンとられた」
比嘉史果「帝都影物語」
山本和音「生き残った6人によると」
浜田慶亮「街に鏤め、宙に描く」
渋谷圭一郎「瑠璃の宝石」
namo「クプルムの花嫁」
長蔵ヒロコ「煙と蜜」
かわもとまい「アンリの靴」
石田裕揮「ふろラン」
吉田真百合「ライカの星」
森薫「乙嫁語り」
梅ノ木びの「ねえさん、起きて」
高橋拡那「紅椿」
長崎ライチ「紙一重りんちゃん」
西公平「九国のジュウシ」
八十八良「不死の稜線」
犬童千絵「碧いホルスの瞳-男装の女王の物語-」
原鮎美「はなやっこ」
大上明久利「極東事変」
九井諒子「ダンジョン飯」
高橋那津子「昴とスーさん」
佐野菜見「ミギとダリ」
浅井海奈「福引き怨霊生活」
山田果苗「東京城址女子校生」
嵐田佐和子「青武高校あおぞら弓道部」
佐藤春美「つきたて! 餅小町」
中村哲也「ヤギと羊の王冠」
鶴淵けんじ「峠鬼」
黒川裕美「夕凪に舞え、僕のリボン」
赤井さしみ「日本ニュー古生物紀行」
カバーイラスト、カバー・ストーリー:天野実樹