有川ひろ×弓きいろ「図書館戦争」13年の連載に幕!自衛隊描く3部作マンガ化も決定

「図書館戦争 LOVE&WAR 別冊」のイラスト。

有川ひろ原作の弓きいろ「図書館戦争 LOVE&WAR 別冊」が、本日8月24日発売のLaLa10月号(白泉社)で完結した。

「図書館戦争 LOVE&WAR 別冊」は、公序良俗を乱す表現を取り締まる“メディア良化法”が成立した現代を舞台に、行きすぎた検閲から本を守る組織・図書隊に入隊した笠原郁を描く小説「図書館戦争」シリーズのコミカライズ作品。2007年11月号でスタートした「図書館戦争 LOVE&WAR」、2015年5月号で始動した郁と堂上のカップル編「図書館戦争 LOVE&WAR 別冊」と、13年にわたり続いてきた長期作品の結末を見届けよう。単行本最終10巻と、同作の番外編を収録した単行本が2021年2月5日に刊行。10巻は通常版に加え、描き下ろしマンガとミニ画集付きの特装版が用意される。

また最終回の記念付録として、今号には「図書館戦争 LOVE&WAR」「図書館戦争 LOVE&WAR 別冊」から厳選した複製原画の16枚セットが付属。誌面には弓のインタビューも掲載された。10月10日発売のLaLaDX11月号(白泉社)には、同シリーズの番外編「ウェイティング・ハピネス」が登場する予定だ。

さらに、弓と有川の新企画も明らかに。有川が自衛隊の活躍を描いた3部作「塩の街」「空の中」「海の底」を、弓がコミカライズすることが決定した。詳細は決まり次第、LaLaで発表される。

このほか今号では、八神星子の新連載「スイートバニラビーンズ」がスタート。金持ちの俺様男子高校生と貧乏ながら気が強い美人女子高生という、少女マンガの定番カップルのような2人が運命的な邂逅を果たしたその横で、ひっそりと出会った地味な男女の恋愛が描かれる。なお9月24日発売の次号LaLa11月号では、紅玉いづきが電撃文庫で発表した小説「ミミズクと夜の王」のコミカライズが開幕。マンガは鈴木ゆうが手がける。LaLaDX11月号で本格連載が開始する遠藤遼原作によるこはくの新連載「平安あかしあやかし陰陽師」の序章も、LaLa11月号に掲載される。