萩尾望都によるSF小説集が文庫で登場、単行本未収録作も追加

「美しの神の伝え」(帯あり)

萩尾望都による小説集「美しの神の伝え」が、本日8月8日に河出書房新社より発売された。

本書は2011年にイースト・プレスより刊行されたSF小説集「音楽の在りて」の文庫版。SF雑誌・奇想天外(奇想天外社)に連載された短編小説を中心に収録され、文庫版では新たに「左手のパズル」、単行本未収録作の「クリシュナの季節」、同じく未収録の8ページマンガ「いたずら らくがき」が追加された。また山上たつひこ書き下ろしによる4000字の解説も収められている。帯には作家の上橋菜穂子がコメントを寄せた。