コオロギを戦わせる賭博“闘蟋”で成り上がる!悪童描くピカレスクロマン「B/W」
渡邉紗代の単行本「B/W(ブラック・オア・ホワイト)」が、本日6月16日に発売された。
コオロギを戦わせ勝ち負けを競う、中国の伝統的な昆虫賭博“闘蟋”(とうしつ)。「B/W」はそんな闘蟋を軸に、香港の悪童・バービーの成り上がりを描いたピカレスクロマン。金、酒、タバコ、そして女さえば楽しく生きられるというバービーは、「クソ虫なんざしょせん金儲けの道具なんだよ!」と豪語しながら、今日も仲間とともに闘蟋場へ足を運ぶ。ハルタ(KADOKAWA)で連載された。単行本は320ページの大ボリュームとなっている。