「盆の国」のスケラッコ、7つの物語収録した作品集「大きい犬」発売

「大きい犬」告知ビジュアル

「盆の国」で知られるスケラッコの単行本「大きい犬」が本日8月3日にリイド社より発売された。

本作はスケラッコが2013年から2016年までに発表した短編の数々を1冊にまとめた作品集。住宅1棟ほどの大きな体を持つ犬と、犬語が話せる青年の交流を描いた表題作「大きい犬」のほか、ITAN(講談社)に掲載された「七福神再び」「クリスマス幸子」「梅・桃・桜」「大きい犬・その後」、キッチュ(ワイズ出版)に掲載された「彼の友達」、Web発表作の「給食のおばさんホーライくん」、そして描き下ろしの「小さい犬」が収められた。

一部書店では単行本の購入者に特典として「大きい犬のちょっと大きいステッカー」をプレゼント。なおスケラッコは大阪・阪神梅田本店で開催中の「阪神お盆マルシェ」とコラボレートしており、会場で単行本を購入した人に限定特典を用意しているほか、8月6日にはトークイベントに出演。会場内の特設スタジオにて、民俗学者の畑中章宏氏と「民俗学で読み解く『盆の国』」をテーマにトークを展開する。