奈々巻かなこ&青木朋が描く、歴史もの新連載2本がボニータで開幕

「神域のシャラソウジュ~少年平家物語~」扉ページ

奈々巻かなこ「神域のシャラソウジュ~少年平家物語~」、青木朋「天上恋歌~金の皇女と火の薬師~」という2本の新連載が、本日2月6日発売の月刊ミステリーボニータ3月号(秋田書店)でスタートした。

「イーフィの植物図鑑」の奈々巻が描く「神域のシャラソウジュ」は12世紀後半、平家が栄華を誇った時代を舞台にした作品。平清盛の娘・徳子は、高倉の帝のもとに入内することを聞かされる。しかしこれを拒否した徳子は、平家の守り神で、神のような力を使うことができる異能者である“神人(シンジン)”の千珠丸と駆け落ちを試みる。

一方、「天空の玉座」で知られる青木が描く「天上恋歌」の舞台は、約900年前の中国・宋の国。宋と同盟を結ぶ金の国の皇女・アイラが、親善大使として宋を訪れる。アイラは宋の皇子である康王と縁談の話があったが、アイラを出迎える式典の最中、彼女は花火職人である凛之に突然抱きつく。どうやら2人は面識があるようだったが、周囲の人間は驚きで固まってしまう。