「耳をすませば」清野菜名&松坂桃李で実写映画化!10年後の雫と聖司を担当

清野菜名(左)と、松坂桃李(右)。

柊あおい「耳をすませば」の実写映画化が決定。清野菜名と松坂桃李がダブル主演を務め、9月18日に全国公開される。

1989年にりぼん(集英社)で発表され、1995年にスタジオジブリがアニメ映画化して大ヒットを記録した「耳をすませば」。実写映画は原作に基づいた「あの頃(過去)」と、オリジナルストーリーの「10年後(現在)」で構成される。24歳になった雫は、出版社で児童小説の編集者に。小説家になる夢は諦め、本を売るために必死な毎日だった。一方、夢を追い続けて海外で暮らす聖司とはいつの間にか距離が生まれていて……。

清野は10年後(現在)の月島雫役、松坂は10年後(現在)の天沢聖司役を担当。監督は2012年公開の「ツナグ」で松坂とタッグを組み、「ROOKIES-卒業-」「記憶屋 あなたを忘れない」なども手がけた平川雄一朗が務める。

清野は「雫はどのようにして大人になっていったのか、彼女の思いに寄り添いながら、雫の持っているピュアな心を大切に、丁寧に演じていきたいと思っています」とコメント。松坂は「『耳をすませば』はアニメーション映画で何度も見た作品です」「月日を経て描かれる“その後”の物語に関われることを嬉しく思います」と述べた。

清野菜名コメント

この度、映画「耳をすませば」で、月島雫を演じることになりました。
誰もが大好きな名作「耳をすませば」の世界に雫として存在出来ること、とても嬉しく光栄に思っております。
あれから10年。
雫はどのようにして大人になっていったのか、彼女の思いに寄り添いながら、雫の持っているピュアな心を大切に、丁寧に演じていきたいと思っています。

松坂桃李コメント

「耳をすませば」はアニメーション映画で何度も見た作品です。
学生生活の日常にある歯痒さや微妙な距離感で感じる甘酸っぱさ。
あの頃にしか感じられないものが詰まっていて素敵だなと思っていました。
あの物語の“その後”を想像した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
僕もそうでした。
月日を経て描かれる“その後”の物語に関われることを嬉しく思います。
平川監督とは初主演の作品「ツナグ」でガチガチに緊張していた僕にムチを打ちながら支えてくださった方。
監督のお陰で走りきることができました。
その平川監督ともう一度組む事ができる喜びと緊張感を噛み締めながら、撮影に臨みたいと思います。

平川雄一朗監督コメント

「耳をすませば」という沢山の人達が知っている原作の10年後を描くという実写映画化に大変な緊張感とプレッシャーを抱えていますが、主演の2人を始めとするスタッフキャストの力を集結させ、原作の空気感をそのままに心温まる映画となるよう邁進したいと思います!

西麻美プロデューサーコメント

私も大好きな作品「耳をすませば」を実写映画化しようと考えた時、とても悩みました。
ですが、実写映画の形を探る中で、原作にある中学生時代に加えて10年後の大人になった雫と聖司を描いたらどうだろうと思いつきました。
そして、雫役に清野菜名さん、聖司役に松坂桃李さんというお2人が決まったことで、これは素敵
な作品にできると確信しました。
中学生時代と大人時代を描く実写版「耳をすませば」、楽しみに待っていただけたらと思います。

映画「耳をすませば」

2020年9月18日(金)全国ロードショー

スタッフ

原作:柊あおい「耳をすませば」(集英社文庫<コミック版>刊)
監督:平川雄一朗
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹

キャスト

清野菜名、松坂桃李

(c)柊あおい/集英社 (c)2020『耳をすませば』製作委員会