高橋留美子、富野由悠季監督らが令和元年度文化庁長官表彰を受賞

高橋留美子「MAO」1巻

高橋留美子と、「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が、令和元年度文化庁長官表彰を受賞した。

文化活動に優れた成果を示し、日本の文化の振興に貢献した人物、または日本文化の海外発信、国際文化交流に貢献した人物の功績をたたえる文化庁長官表彰。高橋は「永年にわたり、漫画家として優れた作品を数多く発表するとともに、国内外で顕著な功績を有しており、我が国の芸術文化の振興に多大な貢献をしている」という功績が、富野監督は「永年にわたり、アニメーション監督として優れた作品を数多く発表するとともに、後進の育成にも努め、我が国の芸術文化の振興に多大な貢献をしている」という功績がそれぞれ認められ、受賞に至った。またアニメ制作会社・エイケンの創業者である村田英憲氏も、「永年にわたり、アニメーション制作者として優れた作品を数多く発表するとともに、後進の育成にも努め、我が国の芸術文化の振興に多大な貢献をしている」として受賞している。

令和元年度文化庁長官表彰の受賞者は全74名。表彰式は12月6日に、文部科学省第2講堂で行われる。