シン・エヴァ、新海誠…週刊文春からアニメ特集ムック、椿鬼奴は「鬼滅」語る

「週刊文春エンタ! アニメの力。」

本日11月28日に発売されたムック「週刊文春エンタ! アニメの力。」(文藝春秋)では、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を始めとした、さまざまなアニメ関連の特集が組まれている。なおこのムックはローソンでの専売となっており、書店では取り扱われていない。

「『シン・エヴァンゲリオン劇場版』への道標」では緒方恵美、林原めぐみ、高橋洋子のインタビューを掲載。そのほか「エヴァ」シリーズのライセンスを管理するグラウンドワークスの神村靖宏代表に「エヴァ新幹線」などの「エヴァ」にまつわるイメージ戦略について聞いた記事や、海洋堂のフィギュア紹介、「新劇場版」の振り返りなど、全26ページの特集となっている。

劇場アニメ「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の特集では、原作者であるこうの史代と片渕須直監督の対談「僕らが調べながら描く理由」と、このたびの長尺版で追加されたシーンの絵コンテを掲載。「天気の子」の新海誠監督には、「40の質問」という形式でのインタビューを行なっている。

椿鬼奴には吾峠呼世晴原作のアニメ「鬼滅の刃」の魅力を聞いている。椿鬼奴は原作を連載当初から読み、「タモリ倶楽部」に「鬼滅の刃」のイヤリングをして出演していたという熱心な作品ファンだ。また押井守には「俺的アニメトピック2019」を、ハライチの岩井勇気には「2019ベストアニメ」をそれぞれ尋ねている。

アニメ好き著名人が好きな作品を勧める「このアニメがすごい!」には今日マチ子海野つなみといったマンガ家のほか、志田未来、立川志ら乃、てれびのスキマ、吉田尚記らが登場。「巨匠の履歴書」と題されたコーナーでは魔夜峰央が生い立ちを語っている。魔夜は2020年のお正月映画をレビューする「ガチンコシネマチャート2020」にも、宇多丸らとともに参加している。

週刊文春(文藝春秋)で「日々我人間」を連載中の桜玉吉は、連載300回突破を記念してコミックビーム(KADOKAWA)元編集総長の奥村勝彦と対談。押切蓮介は新作マンガ「HAPPY? 2019」を描き下ろした。さらに上坂すみれが、時代劇・映画史研究家の春日太一と邦画について語る対談と、グラビアに登場している。