集英社とXFLAGによるスポーツ&バトルのマンガサイト登場、声優起用したPVも
集英社のキャラクタービジネス室とミクシィのXFLAGによる期間限定の無料マンガサイト・スポバトマンガ研究所が、本日11月26日にオープンした。
「マンガの未来を研究する“スポーツ”と“バトル”の無料マンガサイト」と銘打たれているスポバトマンガ研究所。毎週火曜日と金曜日に連載作品が更新され、本日時点で15タイトルの連載作品と読み切り3本が公開されている。またマンガ連載のほかマンガ作品・業界に関する研究記事も配信。第1弾として集英社キャラクタービジネス室の室長でスポバトマンガ研究所の初代所長・薄井勝太郎氏と、ミクシィ・北村有吾氏が、どのような経緯で同研究所がオープンすることになったのかを語る対談が本日note上にアップされた。
なおサイトの開設に合わせて、スポバトマンガ研究所の公式YouTubeチャンネルでは連載8作品のショートアニメPVを順次公開。本日は遊馬タツトシ原作によるフク「Guardian Dogs」、山本佳輝「バットマンズ」、本田雅也原案による伊國「KANDATA」、ミクニシン「DRIVE ARK」の4本のPVがお披露目された。人の五感すべてに影響し、景色や音、味、匂い、手触りなどを本物そっくりに認知することができるという完全仮想知覚技術を題材にしたファンタジー「Guardian Dogs」のPVには佐藤元、佐倉綾音、富田美憂、木製バットに焦点をあてた野球マンガ「バットマンズ」のPVには小西克幸が出演。死んだ人間に蘇るチャンスが与えられる謎のゲームを描く「KANDATA」のPVには梶原岳人、人類の大半が滅ぼされてしまった後の世界を舞台にしたモーターバトルファンタジー「DRIVE ARK」のPVには田丸篤志が参加している。
PV公開を記念しスポバトマンガ研究所は3000円分の図書カードが当たるTwitterを使用したキャンペーンも11月28日から12月23日にかけて実施。希望者はスポバトマンガ研究所の公式Twitterアカウント(@spobatlabo)をフォローし、同アカウントから投稿されたキャンペーンのツイートをRTしよう。
「スポバトマンガ研究所」連載作品一覧
火曜日更新
山本佳輝「バットマンズ」
司代こえ「環上ノスタルジック」
栗田あぐり「ダン×バド」(隔週)
尾切美月「サルガタナスの追憶」(隔週)
富沢義彦&たみ「ブレイガール」(隔週)
ZIRMELI「料理皇国」(隔週)
金曜日更新
ミクニシン「DRIVE ARK」
谷岡省季「BAD SKY」
フク・遊馬タツトシ「Guardian Dogs」(隔週)
本田雅也・伊國「KANDATA」(隔週)
山根聖史「悪源太」(隔週)
坂本ロクタク「祟狩り」(3週に1話)
さいがりゅう「クリスタルファイト」(月刊)
火曜日・金曜日更新
由行夏「カイリキコアラ」
ソースミート「まちのおくすり屋さん ソースミート診療所(仮)」
薄井勝太郎スポバトマンガ研究所所長(集英社 キャラクタービジネス室室長)コメント
集英社キャラクタービジネス室は『作家と企業をつなぐ、いっしょに、作る』をミッションに、作家様、パートナー企業様とともに、これまでにないコンテンツを創出し、成長させて行く事を目的として誕生しました。
従来の出版業界のやり方や考え方を尊重しながらも、独自の切り口でマンガへの「取り組み方」「作り方」「届け方」があり得るのかを、作家様とともに模索したいと考えていた中、「友だちや家族とワイワイ楽しめる“アドレナリン全開”のバトルエンターテインメントを創出し続ける。」というミッションを掲げるXFLAGさんと出会い、新しいマンガの作り方や広め方を研究したいとお伝えしたところ、私たちの想いに共感してくださり、協力していただけることになりました。
そして、「キャラクタービジネス室とXFLAGが共通して持つ強みを最大限に活かす」ことをテーマに掲げ、それぞれが同様に得意とする「スポーツ」と「バトル」を題材にすることとなりました。
今回、期間限定で立ち上げられた「スポバトマンガ研究所」では、マンガの連載はもちろんのこと、従来の出版業界ではあまり考えられない、思い切ったプロモーションや調査をしていく予定です。そして、そこで得た知見や調査データは、どんどん発表していきたいと思っております。ご期待ください!