手塚治虫「陽だまりの樹」が中島かずき脚本で舞台化、上川隆也・中村梅雀ら出演

舞台「新 陽だまりの樹」ビジュアル

手塚治虫「陽だまりの樹」を原作とする舞台「新 陽だまりの樹」が、2020年4月から5月にかけて東京、福岡、熊本、大阪、愛知にて上演される。

「陽だまりの樹」は江戸から明治への日本の変革期を舞台に、青年武士の伊武谷万二郎、蘭方医の手塚良庵の2人を軸として、激動の時代を駆け抜ける若者たちの姿を描いた長編作品。これまでにアニメ化、ドラマ化、複数の舞台化を果たしている。このたび上演が決定した舞台「新 陽だまりの樹」では、劇団☆新感線の座付作家であり映画「プロメア」などアニメ作品の脚本も手がける中島かずきが脚本を、劇団青年座の宮田慶子が演出を担当する。

併せてキャストも発表された。伊武谷万二郎役を上川隆也、手塚良庵役を中村梅雀が務める。なお上川は、2012年に上演された舞台「陽だまりの樹」では手塚良庵役を演じていた。さらに蘭方医と外国人を憎悪する浪人・丑久保陶兵衛役に葛山信吾、万二郎を一途に思い続けながらも過酷な運命に翻弄されるお品役に緒月遠麻、住職の娘・おせき役に山田菜々、そして万二郎の人生に大きな影響を与える、のちの勝海舟こと勝麟太郎役に風間杜夫が決定している。

舞台「新 陽だまりの樹」は11月に東京・豊島区にオープンする東京建物 Brillia HALLにて2020年4月3日から19日まで上演後、福岡・福岡市民会館、熊本・熊本城ホール、大阪・新歌舞伎座、愛知・愛知県芸術劇場でも公演が行われる。東京公演のチケットは2020年1月11日より販売予定だ。

舞台「新 陽だまりの樹」

原作:手塚治虫「陽だまりの樹」より
脚本:中島かずき
演出:宮田慶子
出演:上川隆也、中村梅雀、葛山信吾、緒月遠麻、山田菜々、風間杜夫、佐野大樹(*pnish*)、森山栄治(*pnish*)、鷲尾昇(*pnish*)、土屋佑壱(*pnish*)、朝倉伸二、斉藤レイ、鈴木健介、幸村吉也、伊藤あいみ、山下真実子 ほか

公演日程・会場

日程:2020年4月3日(金)~4月19日(日)
会場:東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
料金:S席1万1000円、A席7700円、B席5500円

日程:2020年4月28日(火) 
会場:福岡県 福岡市民会館

日程:2020年4月30日(木) 
会場:熊本県 熊本城ホール

日程:2020年5月8日(金)~5月10日(日)
会場:大阪府 新歌舞伎座

日程:2020年5月16日(土)~5月17日(日)
会場:愛知県 愛知県芸術劇場

(c)手塚プロダクション (c)手塚プロダクション/陽だまりの樹製作委員会