「SAO」松岡と戸松が仮想空間でやってみたいことは?京まふステージで10年を振り返る

左から、「SAO百人一首対決」に挑む司会の向清太朗(天津)、キリト役の松岡禎丞、読み札を読むアスナ役の戸松遥。

TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」のステージイベントが、「京都国際マンガ・アニメフェア2019」にて去る9月21日に行われ、キリト役の松岡禎丞、アスナ役の戸松遥が登壇した。

戸松はANIPLEX+のフィギュア企画の一環としてアスナをイメージして作られた、世界に1点しかないという手描京友禅の着物をまとって登場。着物の価格は外車並み、さらに半年かけて作られたと聞いた松岡と司会を務める天津・向清太朗は「半年!?」とハモりながら驚きの声を上げ、その美麗さに観客からも大きな拍手が贈られた。

イベント前半では「10周年記念トーク」と題し、作品を振り返る質問に2人が答えていく。1つ目の質問は「最も気に入っているキャラクターは?」。松岡が「言わずもがな、ユージオ」と即答すると、観客からは拍手と笑いが起きた。戸松はアスナとしてではなく自分の意見と前置きした上で、オベイロンと回答。子安武人による演技が素晴らしく、忘れられないと理由を語った。

続く「アニメの中で凄いと感じたシーン」という質問に、松岡がピックアップしたのはシリーズ第1作「ソードアート・オンライン」の第1話。叫びながら剣で斬りかかるキリトの映像に鳥肌が立ち、「こういう世界って本当にいいな」と思ったと振り返る。戸松は「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」より、第100層のボスとのバトルシーンが大好きだと話す。戸松もカット数の多さに鳥肌が立ったと理由を語り、「SAO」の映像の高いクオリティを再確認するトークとなった。

さらにファンから寄せられた「仮想空間でやってみたいことは?」という質問にも回答。松岡は「ナイアガラの滝から飛び降りてみたい」と話して戸松や観客をどよめかせ、「現実では難しい命に関わる体験をしたら、演技に活かせるんじゃないか」と理由を語った。すると戸松も「空を飛びたい」と回答。作中の「《フェアリィ・ダンス》編」で飛んでいるキャラクターを見て、羽根を生やして飛ぶ感覚を味わってみたくなったと話した。

イベント後半では「SAO百人一首対決」と題したゲームコーナーを展開。戸松が「1人じゃ無理 協力しよう スイッチだ」といった札を読み上げ、松岡と向が下の句の頭文字が書かれた札を取り合った。最後には10月より放送される「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」の最新PVも公開。松岡は「ここまで来られたのは皆さんの応援のおかげです。最新章も1話・2話で泣けます。ぜひ見てください」と力強く呼びかけ、戸松からは「息つく暇のない怒涛の展開が繰り広げられます。いろいろなことが解き明かされていきますので、ぜひ楽しみに待っていてください」とメッセージが送られた。

アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」

放送情報

TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11:2019年10月12日(土)より毎週土曜日24:00~
MBS:2019年10月12日(土)より毎週土曜日26:08~
テレビ愛知:2019年10月15日(火)より毎週火曜日26:35~
AT-X:2019年10月13日(日)より毎週日曜日22:00~
AbemaTV:2019年10月12日(土)より毎週土曜日24:00~

スタッフ

原作:川原礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:小野学
キャラクターデザイン:足立慎吾、鈴木豪、西口智也、山本由美子、戸谷賢都
制作:A-1 Pictures

キャスト

キリト(桐ヶ谷和人):松岡禎丞
アスナ(結城明日奈):戸松遥
アリス:茅野愛衣
ほか

(c)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project