「喰種レストラン」いよいよ開店、4万本の薔薇に囲まれ血がテーマの美食味わえる

「喰種レストラン」の店内装飾。

石田スイ原作の実写映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」の公開を記念した「喰種レストラン」のメディア体験会が、本日7月3日に都内で行われた。

「喰種レストラン」は4万本の薔薇に包まれた空間で、血をテーマに調理された“禁断の美食”を楽しめる体験型レストラン。映画本編にも登場する、喰種が集う秘密のレストラン「喰種レストラン」を表現した空間で提供される「血と薔薇の美食ディナーコース」は、フレンチレストラン・エールの山本英男シェフが手がけており、フォアグラやシャラン鴨などの高級食材をふんだんに使って「東京喰種」の世界観を表現している。

レストランには喰種のマスクや赫子をイメージした薔薇のモニュメント、バスタブなどが並ぶ。体験会の来場者はディナーコースから、提供される直前まで液体窒素に漬けられており、食すと鼻や口から煙の出る「すっぽんの生き血とトマトのメレンゲ」、フォアグラを使ったソフトクリーム、キャラメリゼ、ムースがセットになった「肝臓(フォアグラの三種)」、血しぶきをイメージした盛り付けで、死を連想させる紫菊を添えた「鹿肉の内もものロースト」の3品を食した。なお食事中には喰種という設定の支配人やコンシェルジュによる、ストーリーに沿った会話劇などを楽しむこともできる。

レストランのプロデュースは体験型コンテンツを多数手がけるアフロマンス、演出は没入型ライブエンターテイメントを掲げるOut Of Theaterと映画監督・柴田一成、舞台・映像の企画制作で定評のあるポリゴンマジックの三者が担当。7月5日から8月4日までの1カ月間限定の開催で、チケットは予約開始から3日で完売していたものの、8月18日まで期間延長されることも決定した。追加のチケットは7月12日12時より公式サイトにて販売される。

喰種レストラン(グールレストラン)

日程:2019年7月5日(金)~8月18日(日)
時間:1部17:30~19:30、2部20:30~22:30
場所:銀座某所(※チケット購入者にのみ告知)
メニュー:血と薔薇の美食ディナーコース

「血と薔薇の美食ディナーコース」概要(全8品・税別1万円)

ウェルカムドリンク:ライチと薔薇
アミューズI:すっぽんの生き血とトマトのメレンゲ
アミューズII:肝臓(フォアグラの三種)
前菜I:馬肉のカルパッチョ
前菜II:胸腺肉のムニエル(リードヴォー)
肉料理I:鹿肉の内もものロースト
肉料理II:シャラン鴨のロースト
デザート:死の世界 赤いフルーツと薔薇

(c)2019「東京喰種【S】」製作委員会(c)石田スイ/集英社