映画「銀魂」あの音頭の誕生秘話も明らかに!小栗旬や菅田将暉ら15名が大集合

映画「銀魂」ジャパンプレミアの様子。 (c)空知英秋/集英社 (c)2017「銀魂」製作委員会

空知英秋原作による実写映画「銀魂」のジャパンプレミアが、本日6月28日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開催された。

イベントにはキャストの小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、福田雄一監督といった15名が登壇。まず最初にマイクを握った小栗は、自身が演じる主人公・坂田銀時について「普段はぐうたらだけど、守るべきもののためには戦うところがカッコいい」と魅力を語る。

ここで志村新八役の菅田が、特別動画に使用された楽曲「銀魂音頭」の誕生秘話を披露。撮影中にキャスト同士で食事に行った際、「ごはんの場で急に小栗さんが『銀魂音頭って面白くない?』って言ったら、本当にそうなりました」と成り立ちを明かした。

さらに菅田はヒロインならぬ“ゲロイン”神楽役の橋本について、「鼻ほじったりゲロ吐いたり、とてもアイドルらしからぬ行動をするわけですが、誰よりも楽しそうでした」という暴露。それに対し橋本がやけにおとなしく「悩んではないですけど……大変でした」「監督が目の前でやってくれる顔を忠実に再現しようとがんばりました」と返すと、菅田と福田監督は思わず吹き出していた。

撮影時の苦労を聞かれた近藤勲役の勘九郎は、「7月、8月の暑い時期に撮影したので皆さん大変だったと思うのですが、僕はほとんど裸だったんで全然苦労してないですね」とあっさり回答。「ロケのときはだいたい裸にガウンを着ていたので、みんなからAV男優と呼ばれました」と続け笑いを誘うと、土方十四郎役の柳楽は「真選組の3人で真剣な話をするシーンだったのに、素振りしながら全裸なので。笑いをこらえるのが大変でした」と証言する。

人気キャラクターである沖田総悟役の吉沢は「原作ファンの皆さんの反応が怖かったですね。殺されるんじゃないかって」と心境を吐露。その発言を受けたムロツヨシが吉沢にベタベタと擦り寄ると、福田監督がすかさず注意をする。

新井は本作のシリアスパートを担う岡田似蔵を演じた。「福田組は面白かったら勝ち。うちは超真面目にやってて、オモシロが1個もないから、出てきたらシーンとする」という告白に、佐藤が「そういう役だから!」とフォロー。新井はそれが鼻についたのか「そんなのわかってますよ!」と怒鳴りつけ、“オモシロ”がないことを残念がった。また来島また子役の菜々緒は、佐藤のアドリブに素で笑ってしまったテイクが本編で使われたことに納得がいかない様子を見せる。

劇中で変顔を披露した志村妙役の長澤は「芸能界に入ってから、今までしたことないと思います」と恥じらうと、福田が「昨日『次はもっとやれます』ってメールもらいました」と暴露。やっと順番が回ってきた岡田が「早くしゃべりたかった!」と切り出すと、ムロツヨシに「しゃべりたまさき?」と茶々を入れられる。「うるせえんだよ!」と一喝するも、そのままトークはぐだぐだに。その後菅田が「まさきー」と絡み、岡田が「お前もまさきー」と返してファンを沸かせるという一幕もあった。

最後に小栗は「今だいぶ伝わったと思いますが、こんな映画になってます。なので楽しいと思います」と和気あいあいなトークを総括し、イベントは幕を閉じた。

映画「銀魂」は、7月14日ロードショー。なお7月15日にはdTVにて、映画のキャストも出演するオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」が配信される。

(c)空知英秋/集英社 (c)2017「銀魂」製作委員会