600超の作品・作家を横断、21世紀アニメを語りつくす書籍「現代アニメ『超』講義」

「現代アニメ『超』講義」

石岡良治による書籍「現代アニメ『超』講義」が、6月21日にPLANETS/第二次惑星開発委員会より発売される。

本書は「視覚文化『超』講義」「『超』批評 視覚文化×マンガ」などの著書を持つ視覚文化研究者の石岡が、21世紀のアニメを対象にした批評を312ページにわたり展開する1冊。カバーイラストは青木俊直が手がけ、目次には「シャフト・京アニの時代」「今世紀のロボットアニメ」「キッズアニメ──『意味を試す』」といった見出しが並んだ。

言及される作品および作家の数は600を超え、論じられる主な作品には「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」「月刊少女野崎くん」「とらドラ!」「魔法少女まどか☆マギカ」「響け!ユーフォニアム」「コードギアス 反逆のルルーシュ」「新幹線変形ロボ シンカリオン」「プリパラ」「HUGっと!プリキュア」などが並び、作家には虚淵玄、岡田麿里、新房昭之、新海誠、谷口悟朗、菱田正和、森脇真琴といった名前が挙げられた。なお「序章 細田守から考える」の一部は、PLANETS公式オンラインストアにて読むことができる。

「現代アニメ『超』講義」 は現在PLANETSの公式オンラインストアにて先行予約を受け付け中。6月20日までに予約すると、オンラインストア限定の特典として著者が21世紀のアニメ100作品を厳選し、採点とショートレビューを行った冊子が付属する。一般発売後はAmazonで購入できるほか、取り扱い書店は随時公式サイトにて告知される。

なお本書の発売を記念して、5月27日21時より「石岡さんとアニメを見よう!『現代アニメ「超」講義』発売記念スペシャル」と題したトークの生配信を実施。生配信および配信終了後のアーカイブは、PLANETSの公式YouTubeチャンネルにて視聴可能だ。