前野智昭が「『キンプリ』っていい話をするとき裸だよね」とトーク、内田雄馬も同意

イベントの様子。左から前野智昭、内田雄馬。

アニメ「KING OF PRISM」シリーズのスマートフォン向けゲームアプリ「KING OF PRISM プリズムラッシュ!LIVE」の楽曲を収録したアルバム「KING OF PRISM RUSH SONG COLLECTION -STAR MASQUERADE」が発売。これを記念したイベントが、本日3月24日に東京・東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2019」にて行われた。

イベントには速水ヒロ役の前野智昭、涼野ユウ役の内田雄馬が登壇。内田が「『AnimeJapan』楽しい?」と問いかけると、ブースを埋め尽くした観客から「楽しいー!」と声が上がった。

トークはまず、楽曲の聴きどころについてからスタート。TRFの楽曲「masquerade」をカバーした前野は「僕の世代だとドンピシャなので光栄。うれしかった」と思いを語る。レコーディングは今回デュエットした、大和アレクサンダー役の武内駿輔が先に終えていたそうで、「それを聞かせてもらったら、いい声すぎて笑っちゃった。武内くんの歌声って強いんですよ。なんとか負けないように歌いましたけど、難しかった」と振り返った。

内田は香賀美タイガ役の畠中祐と歌った「アンビバレンス・プレイス」について、「アットホームな曲をこの2人が歌うのが面白いですよね。いつも素直じゃない2人ですけど『あいつら、口ではあんな言い方をするけど、やっぱり好きなんだな』みたいな、温かい気持ちになれますよね」とコメント。収録については「掛け声を入れるのが楽しかった」と述べた。

イベントでは、内田がOver The Rainbowに対する思いを吐露する一幕も。実姉の内田真礼が森園わかな役で出演していたこともあり、「プリティーリズム・レインボーライブ」を毎週土曜日に見ていたという内田は、「この作品(「KING OF PRISM」)に参加すると決まったときは『がんばるぞ』と思いましたし、『あの3人(Over The Rainbow)に会えるの!?』というワクワク感がありました」と当時の気持ちを明かした。一方、前野が内田のイメージを「めちゃめちゃ上手だし、外見もシュッとして格好いいし、うらやましいですよ」と語る場面も。前野に「さすがは主演男優賞」と“声優アワード”を引き合いに出された内田は、照れながらも「あざっす!」とお礼を口にした。

中盤では4月より放送開始となるTVアニメから、2人の“貴重な共演シーン”が公開される。映し出されたのはお風呂でのシーン。前野が「『キンプリ』って大体、いい話をするとき裸じゃないですか。それがいやらしく映らなくて、面白い方向に映るのがこの作品の強みだと思います」と話すと、内田も「“キンプリあるある”ですね。裸で語り合って通じ合う。砂浜で殴り合って友情を深める感じに近い」とこれに同意した。

最後に前野は「皆さんのおかげで『キンプリ』が大きなコンテンツになったことをとてもうれしく思っております」と感謝を述べ、「僕たちがここに立たせていただけるのは、『プリティーリズム・レインボーライブ』という作品があったからだと思います。スタッフやキャストが一生懸命作品を作ってくださったからこそ、その後のエピソードとして我々がここに立てているのだと思います」と挨拶。続けて「Over The Rainbowとしては、もう前に立つことはないのかなと思っていたのですが、まだまだ僕たち3人での活動も続けていきたいと思っています。そんな機会がありますように、これからも応援してもらえるとうれしいです」と言葉を寄せた。

「KING OF PRISM」シリーズの最新作となる「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」は、4月8日よりテレビ東京ほかにて放送開始。初回は特別番組「30分でわかるキンプリ」がオンエアされる。テレビ放送に先がけて、3話ごとにまとめた全4章の劇場編集版が順次公開されている。