アニメ映画「歎異抄をひらく」5月公開、親鸞役に石坂浩二、唯円役に増田俊樹

映画「歎異抄をひらく」ビジュアル

アニメ映画「歎異抄をひらく」が5月24日にシネマート新宿、角川シネマ有楽町ほかにて公開される。

本作は高森顕徹による書籍「歎異抄をひらく」をアニメ化したもの。2016年に劇場公開されたアニメ映画「なぜ生きる」に続く作品で、鎌倉時代に書かれた仏教書「歎異抄」(たんにしょう)の著者と言われる唯円が親鸞と出会い、仲間たちとともに迷い悩みながら成長する姿を描く。

親鸞役には劇場アニメ初主演となる石坂浩二、唯円役には増田俊樹が名を連ねた。石坂は「素晴らしく美しい画面に負けぬ様に声で表現する難しさを感じました」とコメント。増田は「純朴でありながらも探究心を持った青年像を意識し、常に自身と向き合い考え続けることで、教えをさらに深く知っていく彼らしい直向きさを演じるように心がけました」と役作りについて述べている。

石坂浩二コメント

こんな大きな哲人を演じるのは初めてです。素晴らしく美しい画面に負けぬ様に声で表現する難しさを感じました。ましてや、あの親鸞聖人の言葉です。時代感、人間一人一人がまだ強かった時代を、上手く滲ませる事が出来ていたらいいなと思います。作品は素晴らしいものです。ぜひご覧ください。

増田俊樹コメント

純朴でありながらも探究心を持った青年像を意識し、常に自身と向き合い考え続けることで、教えをさらに深く知っていく彼らしい直向きさを演じるように心がけました。この作品の唯円達の生き様を見ていただき、彼らの生き方を感じ、観ていただいた皆様の生き方に少しでも変化が生まれると嬉しいです。考え方ひとつ変えるだけで世界のあり方が変わります、そんなひとつのきっかけになると嬉しいです。

(c)「歎異抄をひらく」映画製作委員会