ハリウッド版「君の名は。」監督はマーク・ウェブ、川村元気「第一希望だった」

「君の名は。」ビジュアル

新海誠監督作品「君の名は。」のハリウッド版実写映画の監督を、「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」などで知られるマーク・ウェブが務めることが明らかになった。

「君の名は。」のハリウッド版実写映画は、東宝がパラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボット・プロダクションズと共同開発を進めているもの。ハリウッド版でもプロデューサーとして参加する「君の名は。」のプロデューサー・川村元気は、「われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています」とコメント。「最強のチームが完成したと思っています」と意気込みを見せた。

ハリウッド版では、バッド・ロボットのJ.J.エイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを、「メッセージ」を手がけたエリック・ハイセラーが脚本を担当。物語は田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、お互いの体が入れ替わる不思議な現象を体験することから始まり、来るべき災害を予知した2人が互いの命を救うため、相手に会いに行くというストーリーが展開される。なお公開日、タイトル、キャストなどは未定。

川村元気(プロデューサー)コメント

「君の名は。」のハリウッドでの実写映画化において、われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています。「(500)日のサマー」に代表されるラブストーリーの名手であるマーク・ウェブ監督が、この作品を新しい切り口でさらなる高みに連れて行ってくれることを確信しています。プロデューサーにJJエイブラムス、脚本にエリック・ハイセラー、そして監督にマーク・ウェブと最強のチームが完成したと思っています。

(c)2016「君の名は。」製作委員会