ドドドドド 横山裕一3年ぶりの新刊「プラザ」は、すべてのコマに擬音が

「プラザ」

横山裕一「プラザ」が、2月下旬に888ブックスより発売される。

横山にとって3年ぶりの新作で、ブラジルの祭りから発案されたという本作。ベルトコンベアーのように左から右に動く壇上で演じられる壮大な演目と、それに熱狂する観客の“爆発的時空間”が描かれており、宇宙の起源やアニミズム、神々、奉納、祭典、全体主義が謳いあげられている。なお横山作品の特徴となる「ドドド」「パカパカ」などといった擬音は、本作ではすべてのコマに設けられた。ブックデザインはこれまでも横山作品の装丁や展覧会のデザインを手がけてきた服部一成。判型はA4変形の大型版、200ページを超える大ボリュームだ。価格は税込2376円。

2月9日から24日まで東京・幡ヶ谷のパールブックショップ&ギャラリーでは、本書の刊行記念展を開催。4月には岡山・Satelliteなどでも同展の実施を予定している。

横山裕一「プラザ」刊行記念展

期間:2019年2月9日(土)~24日(日)※12、18、19日は休み
時間:13:00~19:00
場所:パールブックショップ&ギャラリー