新たなマンガ賞「さいとう・たかを賞」創設、BCにさいとうのインタビュー掲載

さいとう・たかを

本日6月9日発売のビッグコミック12号(小学館)には、さいとう・たかをのインタビューが掲載。新たなマンガ賞「さいとう・たかを賞」の創設に至る経緯などが語られている。

さいとう・たかを賞は、一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団が創設。シナリオと作画の分業により制作されたマンガの中から、優れた作品を顕彰するマンガ賞だ。さいとうが長年ストーリーマンガを執筆するうえで採用してきた、分業によるマンガ制作システムにスポットを当てることを目的としている。

応募は8月31日まで、担当編集者による自薦のみ受け付け。2回の選考を経て、受賞作品1作が決定する。2018年1月12日には発表と授賞式が行われ、さいとう・たかを劇画文化財団Webサイトでも公開。同年1月25日発売のビッグコミック誌上でも発表される。

受賞作品のシナリオライター、作画家、プロデューサーとしての担当編集者または編集部の三者には、正賞としてさいとうデザインによる「ゴルゴ13像」を贈呈。加えてシナリオライターと作画家のそれぞれには、副賞として賞金50万円が進呈される。最終選考委員はさいとうのほか、やまさき十三池上遼一、佐藤優、相賀昌宏の5名が務める。