西島大介がブロックチェーン生みの親サトシ・ナカモトを執筆、アート企画で展示

2008年11月に論文「Bitcoin:A Peer-to-Peer Electronic Cash System」を発表し、ビットコイン、ブロックチェーンの提唱者となったサトシ・ナカモトの肖像画「サトシ・ナカモトの肖像(ミント)」。正体不明の人物ゆえに、作品も想像に寄って描かれている。

西島大介が、スタートバーンによるアートイベント「富士山展2.0 -ザ・ジャイアントリープ-」に参加。1月5日から26日にかけて、東京・六本木のGallery MoMo Projectsで作品が展示される。

「富士山展2.0 -ザ・ジャイアントリープ-」では、作品の売買が成立した際に発行される作品証明書がブロックチェーン技術を使用して作成される。これに合わせて西島はイベント用に、ビットコイン・ブロックチェーンの提唱者であるサトシ・ナカモトの肖像画と、世界で初めてビットコインで売買されたとされるピザの静物画を執筆。それぞれミント、モモ、レモンというカラーバリエーションが存在し、作品は手描きでなくキャンバスにデジタルプリントされたものになる。なお西島は、過去にもWIRED(コンデナスト・ジャパン)で「CREDIBLE AGREEMENT しんぴょうせいのたかいごうい」というブロックチェーンを題材にしたマンガを発表していた。

また絵画展示ともに「歌碑」などを展示するプロジェクト「美しい山」も同時に展開。西島が手がけた「美しい山(童謡)」「美しい山(New York City Mix)」「美しい山(Neue Nationale Musik)」のMVがYouTubeで公開されている。