「累」の松浦だるま、“場所の幽霊”が視える青年と秘密を抱えた少女を描く短期連載

「今/渦子 往く琥珀色のはて」扉ページ。

松浦だるま「今/渦子 往く琥珀色のはて」が、本日12月25日発売のイブニング2019年2号(講談社)にてスタートした。

「累 ―かさね―」の松浦だるまによる3号連続の短期連載となる本作は、“場所の幽霊”と呼ばれる、かつての風景を視ることができる青年・鶴見と、彼のもとに現れた少女・早淵今(イマ)を描く物語。美術学校で働く鶴見は、恋人の渦子を失った喪失感を抱えたまま日々を過ごしていた。そんなとき、不登校の中学生・イマが受講してくる。鶴見は、彼女が死んだ人間の音が聴こえることに気付くが……。

そのほか今号では、三原すばる短期集中新連載「地下に生くる人々」もスタート。本作は、地下アイドルの現場を描くショートだ。なお2019年1月8日発売の3号より冬目景「空電の姫君」、小林賢太郎「ハナウサシリシリ」の新連載2本がスタートする。