手塚治虫「ダスト8」が「悪魔と天使」のタイトルで初舞台化!主演は観月ありさ

舞台「悪魔と天使」メインビジュアル

手塚治虫「ダスト8」を原作とする舞台「悪魔と天使」が、2019年1月から3月にかけて神奈川、大阪、愛知にて上演される。

本舞台は2019年が手塚の生誕90周年にあたることを記念して上演されるもの。「ダスト8」は、1972年に週刊少年サンデー(小学館)で連載された「ダスト18」が原形。18人分のエピソードを予定していたが未完となった「ダスト18」に、全集刊行の際、エピソードを追加したものが「ダスト8」として収録された。「ダスト8」の舞台化は今回が初となる。

「悪魔と天使」は「平成から年号が変わる時」を舞台に、豪華列車・トワイライトエキスプレス号で起きた大事故から生還した8人の乗客をめぐる物語。彼らが助かったのは列車が“生命(いのち)の山”にぶつかった弾みで降りかかった山の破片、“生命の石”の力によるものだった。死ぬ運命にあった人々が生き延びてしまったため、死神のボスはある者たちに、“生命の石”を取り返してくれば命を助けると約束して……。

舞台の監修・脚本は佐藤幹夫、脚本・演出はモトイキシゲキが担当。“精霊の悪魔キキモラ”および海江田沙月の2役を観月ありさ、“精霊の天使キキモラ”および岬慎吾の2役を白石隼也が務める。また外科医の柏木守役を野村宏伸、伝説の女優・九條小百合役を高島礼子が演じるほか、キャストには佐藤B作、ぼんちおさむ、松澤一之、梅垣義明、黒川智花、中島早貴、鍵本輝(Lead)、向山毅(SOLIDEMO)、木全寛幸(SOLIDEMO)らが名を連ねた。さらに本作のテーマ曲を河村隆一が提供することも決定している。

観月は「手塚治虫さんの幻の名作を舞台でどのように表現できるのか私自身もとても楽しみです」とコメント。舞台「天使と悪魔」は2019年1月19日から2月3日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて全12公演、2月9日・10日に大阪の梅田芸術劇場にて全3公演、3月1日から3日まで愛知・御園座にて全4公演が行われる。

観月ありさ(精霊の悪魔キキモラ / 海江田沙月役)コメント

手塚治虫生誕90周年記念として「ダスト8」初の舞台化という記念すべき作品に出演させていただくことをとても嬉しく思っています。
手塚治虫さんの幻の名作を舞台でどのように表現できるのか私自身もとても楽しみです。子供達から大人まで幅広く楽しんでいただける作品になると思いますので、是非多くの方々にご覧頂きたいです。
劇場でお待ちしております。

手塚治虫生誕90周年記念 原作:手塚治虫「ダスト8」より舞台「悪魔と天使」

神奈川公演

日程:2019年1月19日(土)~2月3日(日)※全12公演
会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場

大阪公演

日程:2019年2月9日(土)~10日(日)※全3公演
会場:大阪・梅田芸術劇場

名古屋公演

日程:2019年3月1日(金)~3月3日(日)※全4公演
会場:愛知・御園座

スタッフ

原作:手塚治虫「ダスト8」より
監修・脚本:佐藤幹夫
脚本・演出:モトイキシゲキ
演出補:大江祥彦
音楽:鎌田雅人

キャスト

観月ありさ、白石隼也、野村宏伸、黒川智花、鍵本輝(Lead)、向山毅(SOLIDEMO)、木全寛幸(SOLIDEMO)、中島早貴、黒田こらん、白木美貴子、咲良、脇坂春菜、成沢愛希、萩原悠、優志、石黒洋平、佐渡稔、梅垣義明、久保酎吉、まいど豊、石井智也、ぼんちおさむ、松澤一之、佐藤B作、高島礼子、市原悦子(声の出演)

(c)TEZUKA PRODUCTIONS (c)舞台「悪魔と天使」製作実行委員会