映画「プリキュア」ギネス認定に敵役・宮野真守「僕は棚から牡丹餅です!」

上段左からキュアエール、田村ゆかり、田村奈央、宮野真守、キュアブラック、下段左から小倉唯、本泉莉奈、引坂理絵、本名陽子、ゆかな。

「映画HUGっと!プリキュア▽ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」の公開初日舞台挨拶が、本日10月27日に東京・新宿バルト9にて開催された。

上映後に行われた舞台挨拶にはキュアエール/野乃はな役の引坂理絵、キュアアンジュ/薬師寺さあや役の本泉莉奈、キュアエトワール/輝木ほまれ役の小倉唯、キュアマシェリ/愛崎えみる役の田村奈央、キュアアムール/ルールー・アムール役の田村ゆかり、キュアブラック/美墨なぎさ役の本名陽子、キュアホワイト/雪城ほのか役のゆかな、ミデン役の宮野真守が登壇。またキュアブラック、キュアエールも駆けつけた。

引坂は「ようやく皆さんに観ていただけて、心からうれしいです」と笑顔。本名も「1月から収録をしてきて、今日の日を待ちわびてきました」と明かし、「ぶっちゃけありえない!」とおなじみのセリフを披露した。プリキュアの技をコピーする敵キャラ・ミデンとしてゲスト出演した宮野も「伝説のセリフがたくさん言えて、『ぶっちゃけありえない!』と思いました」と続け、観客を沸かせた。

印象的なシーンを聞かれた引坂は、「みんなが小っちゃくなるシーン、すごくなかったですか?」と観客に呼びかけ、小倉も「いつものキャラクターらしさをどうやって出すか、それぞれが工夫して演技しました」と語る。本名は「ふたりはプリキュア」の決めゼリフ「とっととおウチにかえりなさい!」がいつもと少し変わっている点を見どころとして挙げ、宮野は「ミデンは何が欲しくて、何が切なくて何が苦しいのか、というのを表現できればと思いました」と役に込めた思いを明かした。

ゆかなが「55人もいるプリキュアの1人ひとりが、ヒロインとして成り立っていることに感動します」と話すと、「でもやっぱり55人全員が映っているシーンを見ると、『多いな!』って笑いがこみあげてしまいます(笑)」と本名。「だって最初ふたりしかいなかったもんね!」とゆかなが答えると、本名も「こんな風になると思ってなかったよね」と振り返った。

そして舞台挨拶後半で、本作が「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数(Most magical warriors in an anime film)」としてギネス世界記録に申請されていたことが司会者の口から明かされる。東映アニメーション社長の高木勝裕も登場し、ギネス世界記録認定員の石川佳織氏より見事認定されたことが発表されると、会場は大きな拍手で包まれた。認定証を受け取った高木社長は「東映アニメーションとして初の快挙です。15年間『プリキュア』を続けてこられたのは、支えてくれたファンの皆さんのお陰です」と感謝を述べた。

引坂が「これからもプリキュアを応援していただいて、これを機にギネスのことも応援していただければ……」と話すと、司会者から「さすがキュアエールですね!」とコメントが。本名は「今日までドキドキしていました。こうして皆さん立会いのもとで共有できたのが、すごくうれしいです」と笑顔を見せた。ゲスト出演した作品がギネス認定された気持ちを尋ねられた宮野は「棚から牡丹餅です!」と答えたあと、「55人が認定……僕は除外されてますね!? “magical warriors”になれるようがんばります!」と宣言して集まったファンを笑わせた。「映画HUGっと!プリキュア▽ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」は全国劇場にて公開中。

「映画HUGっと!プリキュア▽ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」

全国劇場にて公開中

原作:東堂いづみ
監督:宮本浩史
脚本:香村純子
出演:引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、田村奈央、田村ゆかり、多田このみ、野田順子、本名陽子、ゆかな、田中理恵、樹元オリエ、榎本温子、三瓶由布子、竹内順子、伊瀬茉莉也、永野愛、前田愛、仙台エリ、沖佳苗、喜多村英梨、中川亜紀子、小松由佳、水樹奈々、水沢史絵、桑島法子、久川綾、小清水亜美、折笠富美子、豊口めぐみ、大久保瑠美、福圓美里、田野アサミ、金元寿子、井上麻里奈、西村ちなみ、生天目仁美、寿美菜子、渕上舞、宮本佳那子、釘宮理恵、中島愛、潘めぐみ、北川里奈、戸松遥、嶋村侑、浅野真澄、山村響、沢城みゆき、高橋李依、堀江由衣、早見沙織、美山加恋、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子、水瀬いのり、関智一、矢島晶子、宮野真守、山本美月

※▽はハートマーク。

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