「辺境警備」新装版、田舎に飛ばされた軍人のスローでファンタジックな日常

「辺境警備」新装版1巻帯付き

紫堂恭子「辺境警備」の新装版1・2巻が、本日10月24日に発売された。

「辺境警備」は華やかな都から辺境の国境警備隊に配属された軍人サウル・カダフこと隊長が、事件らしい事件の起こらない田舎で兵隊や近所の神殿の神官さんとおだやかな暮らしを送るファンタジー作品。辺境に飛ばされたことでいじけている隊長を励まそうと、1年に一夜しか咲かない銀生草の花を使った幻想的な歓迎会を兵隊たちが開いたり、隊長が悪徳商人の娘に手を出したという噂話が流れたりと、些細な出来事で大騒ぎになる村のにぎやかな生活が描かれる。