「ハード・コア」山下監督が制作した予告に殴り合う左近と右近、ブラジャー姿の牛山

2018年10月3日2018年10月3日 editor

山下敦弘監督が手がけた、映画「ハード・コア」のポスタービジュアル。

狩撫麻礼・いましろたかし原作による実写映画「ハード・コア」の新たなポスタービジュアル、ならびに予告映像のディレクターズカット版が公開された。

ディレクターズカット版の予告映像は、山下敦弘監督自らが監修・制作したもの。佐藤健演じる右近が山田孝之演じる左近に殴りかかり、「間違ってんのが世の中だろ」「間違ってることを間違ってるつって何が悪いんだよ！」と問答するシーン、荒川良々演じる牛山が女性用の下着を身につけているシーンなど、映画の印象的な場面が1分35秒にわたって映し出される。山下監督は「映画『ハード・コア』の魅力をひとつの予告編に絞ることなんて出来ない！と思ってしまい、自ら予告編を作ってしまいました。自分自身で予告編を作るのはこれが最初で最後だと思います」と制作の意図を明かした。ポスターも山下監督が手がけたもので、昭和の作品を意識したかのようなレトロな仕上がりとなっている。

「ハード・コア」は世間になじめず埋蔵金掘りをしている男・右近と、右近が唯一心を許せる友人・牛山、そして右近の弟のエリート商社マン・左近の3人が、1体の古びたロボットを発見したことから始まるヒューマンドラマ。映画は11月23日に全国公開される。