ドラマ「このマンガがすごい!」新井浩文らが実写化に挑む4タイトル決定

「行け!稲中卓球部」前野役の新井浩文。(c)「このマンガがすごい!」製作委員会

マンガを題材としたドキュメンタリードラマ「このマンガがすごい!」にて、出演者たちが実写化に挑むマンガの詳細が発表された。

蒼井優がナビゲーターを務める本番組は、毎回異なるゲスト俳優が実写化したいマンガを選び、その中のキャラクターを演じるために、どのような役作りへのアプローチをするのかを映し出すドキュメンタリードラマ。新井浩文と山本浩司は古谷実「行け!稲中卓球部」を取り上げ、それぞれ前野役と井沢役を演じる。また神野三鈴は手塚治虫「火の鳥」でムーピー役を、塚本晋也つげ義春「やなぎ屋主人」にて主人公の青年役を担当。でんでんは「おそ松くん」の六つ子役、中川大志は「ARMS」「ARMS」の高槻涼役に挑戦する。

この発表にあたり、新井は「天才山本浩司をご堪能あれ!」と、山本は「こんな機会を与えてくれた新井浩文に一言言いたい。ありがとう!」とコメント。でんでんは「僕が初めて自分の小遣いで買ったマンガが、少年サンデー『おそ松くん』でした」と、中川は「今回はアクションにも挑戦しまして、とある偉大な師匠にいろんなヒントを頂いて役作りをしました」と述べている。

新井浩文(「行け!稲中卓球部」前野役)コメント

映像化不可能と言われた伝説のギャグ漫画の実写化!
天才山本浩司をご堪能あれ!

山本浩司(「行け!稲中卓球部」井沢役)コメント

新井くんから漫画「行け!稲中卓球部」の実写化の協力依頼が来るなんて…しかも井沢役。
若い頃夢見ていた事が、突然現実となって目の前に現れた。
私はもうオッサンではあったけれど、その話には光の速さで飛びついてしまった。
撮影はもう本当に楽しくて幸せな時間だった。
こんな機会を与えてくれた新井浩文に一言言いたい。ありがとう!

神野三鈴(「火の鳥」ムーピー役)コメント

「火の鳥」…私にとって深淵な命の、宇宙の壮大な世界観の扉を開いてくれたこの作品の影響は計り知れません。
永遠に繰り返される宇宙の営みの中でなんと人間の小さなこと。
いつの時代も変わらない欲と業と愛…
でも その存在を愛おしく 儚く 力強く感じさせてくれました。
一番実写化で見たくない作品!ですが物語のなかでひっそりと人間に寄り添った生物をやらせていただきました。
役者の自分と繋がりを感じながら…どうかお叱りにならないでご覧になってくださいますように。

塚本晋也(「やなぎ屋主人」主人公の青年役)コメント

松江監督の以前作られたドキュメンタリードラマがとても面白くて、同じ枠でやりたいとお話いただいたのと、自分の映画にも出演していただいた蒼井優さんがチャレンジングな事をするというので断る理由はなし!と思いました。つげ義春さんの漫画が大好きで、最初に読んだのは高校生の時だったんですけど、ほんとにもう熱に浮かされるような感じで没入して読みました。今回もその世界にずぼーっと埋没していたくてこの作品を選ばせていただきました。

でんでん(「おそ松くん」六つ子役)コメント

僕が初めて自分の小遣いで買ったマンガが、少年サンデー「おそ松くん」でした。まさかあの赤塚不二夫先生の名作「おそ松くん」を自分が演じるとは夢にも思いませんでした。感謝、感謝です。

中川大志(「ARMS」高槻涼役)コメント

僕は、皆川亮二先生の「ARMS」という作品で高槻涼という役に挑戦させていただきます。高槻涼は、自分の意志とは裏腹に暴れ出す右腕と共に敵と戦っていくというキャラクターです。今回はアクションにも挑戦しまして、とある偉大な師匠にいろんなヒントを頂いて役作りをしました。皆さんぜひ、楽しみにしていただければと思います。

ドラマ25「このマンガがすごい!」

放送日時:2018年10月より毎週金曜24:52~25:23
放送局:テレビ東京、テレビ大阪 ほか

(c)「このマンガがすごい!」製作委員会