映画「ごっこ」パパやんとヨヨ子の生活が不穏な空気へと変化していく予告編

「ごっこ」のメインビジュアル。

小路啓之原作による実写映画「ごっこ」の予告編映像が公開された。

予告編映像は千原ジュニア演じるパパやんこと城宮と、平尾菜々花演じるヨヨ子の仲睦まじい家族生活の様子が映し出されスタート。その後幸せなはずの2人の生活が、徐々に不穏な空気へと変化していく様が映し出される。

なお予告編では、indigo la Endによる書き下ろしの主題歌「ほころびごっこ」をBGMに使用。また映画のエンドクレジットを使用した「ほころびごっこ」のMVや、映像作家の川村ケンスケがディレクションを担当した映画のトレーラーも公開されている。

「ごっこ」は引きこもりの男性・城宮と、彼が誘拐してしまった少女・ヨヨ子のごっこ遊びのような擬似親子関係を描く物語。映画は10月20日に封切られる。

indigo la End・川谷絵音(Vo.G.)コメント

「ごっこ」の主題歌を作るにあたり、僕は初めて作曲旅行というものを敢行しました。映画を見たのは旅先の宿のハンモックの上でした。見た後色んな感情が湧き上がり持ってきたクラシックギターで全然違う曲を3曲も作ってしまいました。そして満足した僕は旅館のご飯を食べ、温泉に入り、良い旅だったなと布団に入り目を瞑った。その瞬間でした。ごっこの最後の10分間のシーンがフラッシュバックしました。軽い夢作曲のような状態。これだ!と思う曲の雰囲気を掴みました。作った3曲はボツにしようと決めた。そのまま僕は眠りにつきました。起きて家に帰り、夢作曲した曲をギターにおこしスタジオで何かに取り憑かれたように一気にメンバーと作り上げました。夢作曲は僕もなかなか経験したことがないので、それを呼び起こした「ごっこ」という映画には愛しかありません。これ以上の主題歌はないと思います。ぜひ最後まで聴いてください。アウトロが終わる時、映画が完成します。