サイトウケンジ・佐藤ショウジ新作など、別冊ドラゴンエイジ作品の単行本化開始

「神装魔法少女ハウリングムーン」1巻

別冊ドラゴンエイジ(KADOKAWA)作品の単行本化がスタート。第1弾として連載作品5タイトルの第1巻が、本日8月9日に発売された。

サイトウケンジ原作・佐藤ショウジ作画「神装魔法少女ハウリングムーン」は、女子中学生のカグヤとヒマワリが学校の行事でバス移動をしている最中に、悪の秘密結社として巷を騒がせる集団・ミレニアムと遭遇したことから始まる物語。ミレニアムに連れ去られたカグヤはヒマワリと離ればなれになり、そこで信じがたい世界の真実を知らされる。同作には特設サイトが用意されており、ヒロイン2人のバストサイズを予測すると各3種のボイスが聞けるコンテンツなどが展開中。

渡辺つよし「万雷のヘカトンケイル」は、動物を愛する少年・陸奥トキオが亜人溢れる異世界に転移してしまうバトル作品。動物の特性を熟知した頭脳と身体能力が強化された肉体という2つの武器を駆使して亜人たちと戦う様子を描く。大沢祐輔「ケガレノウタ」は業魔(カルマ)と呼ばれる怪物を狩る戦士・穢れの子と、詩の題材を探しながら旅をしている吟遊詩人の少女・トルエの出会いを描くダークファンタジーとなっている。

シリアスなストーリーものだけでなく、第1弾タイトルにはコメディ作品もラインナップされている。山口ミコト原作・木曽フミヒロ作画「四畳半異世界交流記」は四畳半のボロアパートに次々と訪れる異世界の美女たちを、家主であるオタク大学生がもてなす接待ストーリー。近江のこ「ごきんじょ三輪車隊」は、魔族の最強の女性・ミューが地球侵略にやってくるも人間の子供はとてつもない力を持っていると誤解してしまい、幼女たちの行動に怯えながら現地調査に励むという内容だ。

この5タイトルの単行本1巻には、奈央晃徳描き下ろしによる「トリニティセブン 7人の魔書使い」のイラストカードが封入。絵柄は作品ごとにすべて異なる。また帯には、ドラゴンエイジ関連作品の描き下ろしマンガを収録した小冊子が抽選で300名に当たるプレゼント企画への応募券が付属。申し込みには券が計3枚必要で、応募締め切りは9月10日になる。東京・AKIHABARAゲーマーズ本店では発売記念のミニミュージアム企画が行われており、複製原画やサイン色紙を展示中。