「ヒロアカ」佐倉綾音が志田未来への愛語る、山下大輝は大きな声で「ハンバーグ」

劇場アニメ「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」完成披露試写会の様子。

堀越耕平原作による劇場アニメ「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」の完成披露試写会が、本日7月24日に東京・イイノホールにて開催された。

客席後方から緑谷出久役の山下大輝とオールマイト役の三宅健太、爆豪勝己役の岡本信彦と轟焦凍役の梶裕貴、麗日お茶子役の佐倉綾音と飯田天哉役の石川界人の2人1組が登場し、開幕から大盛り上がりとなった同イベント。ステージに登壇した山下は「このあと(映画を)みんなに観てもらうんですけど……すげえ楽しいよ!」と期待を煽り、「めちゃめちゃ面白いから早く観てほしい!」と興奮した様子で挨拶した。梶は客席に向かって「お前ら、夏は暑いか?」と焦凍の声で尋ねる。観客から「暑い!」の声が返されると、「じゃあ俺が冷やしてやるよ。フリージングディザスター!」と必殺技を唱え、大きな歓声を浴びた。

ここでさらなるゲストとしてメリッサ・シールド役の志田未来、デヴィット・シールド役の生瀬勝久が登場。すべての出演者が揃うと、先日アメリカ・ロサンゼルスにて展開された「Anime Expo 2018」内で行われたワールドプレミアについての話題が飛び出す。山下は「日本と同じように『ヒロアカ』が好きな人が集まっていて。愛の溢れる、アメリカンな歓声をいただいて非常にうれしかったです」と振り返る。生瀬は「上映後、英語で挨拶をするときに、『I’m Shohei Ohtani』って言ったんですよ。そしたらお客さんがドン引きしていて。でも日本に帰ってきたら、Yahoo!ニュースに『大爆笑』って書いてあったので救われた」と語り、会場の笑いを誘った。

司会から映画のお気に入りのシーンについて聞かれると、三宅は「オールマイトの若かりし頃が描かれるということで、血気盛んに演じさせていただきました。見どころであり、お気に入りでございます」と笑顔を見せる。岡本も「オールマイトの背中がカッコよかった」と触れながら、「後半の熱い展開に、あまり感情の動かない僕も感極まりそうになりました」とコメント。石川も「『ヒロアカ』のいいところって戦闘シーンのカッコよさだと思うんです。劇場版は大画面、大音量の迫力がすごい」とボンズ制作の戦闘シーンについて太鼓判を押した。

さらに佐倉はかねてより志田のファンだったと言い、志田の目の前で「ずっと昔から好きで。ドラマに出ていらっしゃったときもずっと観ていて……」と熱い思いを語り始める。梶から「佐倉さん長くなります?(笑)」と突っ込まれながらも、「親に頼み込んで、ドラマで志田さんの役が使っていた携帯と同じ機種を買ってもらったり、志田さんの写真を美容院に持って行って『この髪型にしてください!』って言ったり……」と続けるが、当の本人である志田は生瀬にすがるように話しかけており、キャスト陣から「聞いてあげてください!(笑)」と笑いが起こる。めげずに話し続ける佐倉に志田は「……もう充分です」と返すと、それでも佐倉は「ひゃーっ! すごーい!」と飛び跳ねながら喜ぶ姿を見せていた。

イベントではキャスト陣が“完成披露”ならぬ“歓声ヒーロー”となり、「この夏チャレンジしたいこと」をテーマに思いの丈を叫びながら、その声の大きさを計測する企画を展開。山下は「ハンバーーーグ!」と食べたいものを叫び、高得点を出してみせる。その後も岡本は「(夏に)勝つ!」、生瀬は「人間ドッグ!」、志田は「流れるプール!」と大声を発するが、優勝者は一番ポイントの高かった山下ではなく、佐倉の独断と偏見により志田に選ばれた。

イベントの最後は山下と三宅、観客による「更に向こうへ」「Plus Ultra(プルス・ウルトラ)!」のコールアンドレスポンスで終幕。映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」は8月3日より全国で公開される。

(c)2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 (c)堀越耕平/集英社